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「白抜き」と「黒抜き」

文字やグラフなどで「白抜き」、「黒抜き」という言葉がありますが、どういう意味なのでしょうか? よく、新聞の証券面(相場表)の「株式欄の見方」では、「白抜き数字は昨年来の最高値と最安値」という説明があります。その銘柄の該当部分には、■の中に白文字で株価が書かれています。これを考えると、□の中に黒文字なのが「黒抜き」、■の中に白文字なのが「白抜き」なのでしょうか? 一方、同じ株式用語でも、「ローソク足」と呼ばれる、一日の値動きの中で、始値、終値、最高値、最安値を長短の棒状で表したグラフでは、□が「白抜き」、■が「黒抜き」と表現しています。 http://www.begin-kabu.jp/kabu-7-1.html http://dainae.com/kabu/756.html http://f53.aaa.livedoor.jp/~mfour/B020.htm 文字とグラフでは表現が異なるのでしょうか?純粋な「国語」カテではないかもしれませんが、一般的な意味を知りたいと思い、質問させていただきました。よろしくご教示のほどお願いいたします。

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  • ベストアンサー
  • garamond
  • ベストアンサー率53% (1119/2111)
回答No.2

本来「黒抜き」という言葉は存在しませんでした。 「白抜き」は文字のバックを黒くして、その中に文字を白く抜くことを言いました。 白地に黒字は当たり前で、特別の名称はなく、「白抜き」と区別・対比する必要があるときは「彫り上げ」と言っていました。 「黒抜き」は造語です。 墨やインクを刷った中に文字が「白く抜いてある」というのは意味がありますが、何ももないところに文字が「黒く抜いてある」は意味をなしません。 墨やインクが附いているのに「抜く」と言うのはおかしいのです。 ですが、今では便利でもあるので、使われていますね。 >□の中に黒文字なのが「黒抜き」、■の中に白文字なのが「白抜き」なのでしょうか? その通りです。 >ローソク足」と呼ばれる、一日の値動きの中で、始値、終値、最高値、最安値を長短の棒状で表したグラフでは、□が「白抜き」、■が「黒抜き」と表現しています。 業界語とはいえ、むちゃくちゃな使い方です。 日本語として容認できません。 「抜く」という言葉の意味を学習してもらいたいと思います。 >ぬ・く【抜く】 11 型にはめて、ある形として取り出す。また、ある部分だけ残して他の部分を染める。「ハート形に―・く」「紫紺の地に白く―・いた紋」 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E6%8A%9C%E3%81%8F&stype=1&dtype=0

gootaroh
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 >「白抜き」は文字のバックを黒くして、その中に文字を白く抜くことを言いました。 ・やはり「白く」抜くことなんですね。よく分かりました。 >白地に黒字は当たり前で、特別の名称はなく、 >本来「黒抜き」という言葉は存在しませんでした。 ・なるほど、当たり前といえば当たり前の話ですね。 >業界語とはいえ、むちゃくちゃな使い方です。日本語として容認できません。「抜く」という言葉の意味を学習してもらいたいと思います。 ・ローソク足などのグラフの場合、□を「白抜き」と表現するためには、元々の地が黒いという前提ですよね。地は白が一般的なので、その前提自体に違和感を持ってしまいます。「白地」「黒地」あるいは単純に「白く」「黒く」が適切な表現のような気がしてきました。と思ったら、そう表現しているサイトもありました。 http://www.nomura.co.jp/terms/japan/ro/rosoku.html http://www.nomura.co.jp/terms/japan/i/yosen.html

その他の回答 (1)

noname#57393
noname#57393
回答No.1

文字が白く抜いてあれば「白抜き」だし、グラフが白く抜いてあれば「白抜き」だという解釈では納得できませんか?

gootaroh
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございました。なるほど、「白く」抜いてあるわけですね。私は、「白が」あるいは「白を」抜いてある状態だと思っていました。つまり、黒地だと「白抜き」(地から白色をなくす)、白地だと「黒抜き」(地から黒色をなくす)という理解でした。ですので、文字の場合は結果的に合っていたのですが、グラフの場合は正反対になってしまったようです。個人的には、グラフの場合は「白抜き」よりも「白地」の方が誤解がないような気がしました(誤解していたのは私一人だけかもしれませんが 笑)。

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