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古文書の解釈
明六ツ二被為成也。 十坊中両三人参る。 見物ノため也。 入、縁、苗。 江戸時代のある寺住職の日記に、上のような文が書かれています。 意味がよくわかりません。 教えていただけたら嬉しいです。
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明六ツ二被為成也。 明六つ(午前6時頃)いらっしゃった。 【被為成(ならせらる)という敬語表現からして、誰かえらい人が来たのでしょう。】 十坊中両三人参る。見物ノため也。 十坊から2~3人やって来た。見物のためだ。 【10箇所ある僧坊から2~3人の僧が、えらい人を見に、野次馬で集まってきたのだと思います。】 入、縁、苗。 【この部分は良く意味が分かりません。前の文章から続いているなら、野次馬で集まった人の名前かもしれません。あるいは、前の文章とは全然関係なく、その日の行事、行った場所、食べた物等を、略語で記録しているのかもしれません。】
お礼
感謝します。被為成(ならせらる)が意味不明だったのですが、高貴な人物のおなりを指すとお示し戴いたので解読できました。 貴人は水戸黄門です。 この日、水戸徳川が招いた朱瞬水の墓を墓地に立てたので、瑞龍の山に、黄門さまが朝早くおなりになり、祭りをしたこのだったようです。 入、縁、苗は3名の僧侶の略称でしょう。