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近代の教育について

日本の近代教育の特質とはなんでしょうか? 教えていただければ光栄です。 お願いします。

みんなの回答

  • TANUHACHI
  • ベストアンサー率31% (791/2549)
回答No.5

 1872年(明治五年)に出された『學事獎勵ニ關スル被仰出書』との太政官布告、所謂「学制発布」を観ますと、そこに一つの文言が記されていることに気付きます。「自今以後一般ノ人民 華士族卒農工商及婦女子必ス邑ニ不學ノ戸ナク家ニ不學ノ人ナカラシメン事ヲ期ス人ノ父兄タル者宜シク此意ヲ體認シ其愛育ノ情ヲ厚クシ其子弟ヲシテ必ス學ニ從事セシメサルヘカラサルモノナリ」。  これからは近代国家としての日本が国際社会へと船出していくのだから、そのためには国民にも教育を受ける権利があるとの当時の政府の決意をうかがい知ることができます。  とはいえ明治以降の教育が担った役割を検証してみれば、そこからは「忠君愛国」などといった歪んだ儒教道徳や神道などの無意味な宗教教育が近代教育の名の下に整然と行われていた事も確かで、そうした反省に基づいて戦後にいち早く法として成立したのが「教育基本法」(現行のものとは異なる「(旧)教育基本法」)でした。  「個」としての自立を否定した1945年以前のシステムのあり方に対し、戦後の国際社会の中で日本がどの様な形で平和と民主主義に貢献していくべきか。そのために「教育」が国民に対して負うべき責任と将来への展望がそこには高らかに宣言されている形です。一度お読みになることをお勧めします。

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.4

明治になって、近代教育を施行した訳ですが 日本の教育の特質としては、初等教育です。 どこに国も、近代化して、教育に力を入れる のですが、大体は高等教育に力を入れるのが 普通です。 しかし、日本だけは初等教育に力を入れたのです。 それが一番大きな特質です。 (NHK 高校講座 日本史 より)

  • blackhill
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回答No.3

 明治政府の国策の根幹は「富国強兵」でした。  教育も、もちろんこの国是に従って組み立てられました。  具体的には、まず義務教育の普及です。欧米諸国でも義務教育が始まったのは19世紀後半なので、日本は世界でも早い方です。小学校を開設するために、基礎自治体として村役場を置きました。村役場の主な仕事は、小学校の建設や教員の採用のための資金集めで、教育にかかる費用は税金ではなく有力者の寄付で賄われました。  教育の内容も、読み書きそろばんなど従来の寺小屋で教えていた教科は当然ですが、兵士や職工など集団の一員として活動するための訓練も重視されました。富国強兵のためには、従順で勤勉な人材がなによりも必要だったからです。  その代り、個性の伸長や自主的な判断を教えることは手薄であったかもしれません。それは、大正デモクラシーの時代の特色ですが、すぐに戦時色に染まっていきました。  一言でいえば、教育が国の方針に従属していたのが日本の近代教育の特色だといえるでしょう。

回答No.2

 近代=近世よりも後で、現代よりも前の時代  第2次大戦前は愛国心を強調したが、戦後は愛国心を徹底して排除、むしろ国を憎む教育がなされてきた。  というところでしょうか。

noname#181802
noname#181802
回答No.1

誉めて育てて差をつけない。箱入りな教育ではないですか? 誉めると子供のやる気に繋がるのは事実ですが、差をつけない事は悪い大人が作った仕組みだと私は思います。

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