「うちてしやまむ」とは
古文の神話や戦時の標語に出てくる「うちてしやまむ」という言葉ですが、これは現代語に訳するとどのようになるのでしょうか。
「撃ってしまえ」「撃たずにおくものか」
のような感じだと思うのですが、文法的にはどう解釈すればよいものなのでしょうか。
「てし」は、助動詞「つ」の連用形と、助動詞「き」の連体形? と考える場合、古文の「…てき」は「…てしまった」と訳されることが多いですよね。で、これが連体形で終っているのは、「やむ」対象が「撃ってしまった」ことであることを意味しているのでしょうか?
そして、「やま」は四段の未然形なので、元の「やむ」は自動詞。
すると、
「撃ってしまったことは止まるだろう」
という、わけのわからない訳になってしまいます (^^;