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戦国時代の人狩り・人買い
歴史映画・歴史番組などで、戦に負けた周辺農村の女子供がさらわれるシーンを見かけますが、 その後の光景は見たことがありません。 さらわれた人達は、誰に買われて、何をさせられるのでしょうか?
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朝日選書 藤木久志著 「戦国の村を行く」によると 資料として価値の高い「妙法寺記」に 「足弱(女、子供など)を百人ばかり御取り候」と 武田軍が人取りをして、甲斐に連れて行ったと、 書かれているとのこと。 連れて行かれた人の身内が金を払って連れ戻した とのこと。 身代金目当ての人質誘拐ですね。 そうでない人は売り買いされて、労働力や召使に されたとのこと。 九州では売られた人が、外国船を通して、東南アジア にまで売られたこともあるとのこと。 身代金の例として甲州軍では2貫文、 売買代金として越後軍では32銭(文) 身代金は高いですね。
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- m-twingo
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奴隷売買は秀吉によるキリスト教の禁教令の原因のひとつになっています。 秀吉が九州征伐のあと、博多で宣教師たちによる日本人奴隷の国外連れ出しを見つけ、禁教令を発し宣教師の国外追放を行っています。 これら日本人奴隷は、戦によって負けた大名の領地に住む農民や町民、主君を失った武士やその家族などでしょう。 宣教師たちによって、海外に連れ出された日本人奴隷の行き先は、その当時スペインやポルトガルの植民地だった東南アジアが主な地域だったと思いますが、遠くヨーロッパや中南米まで連れて行かれた人もあったと思います。(当時すでにスペインの植民地だったフィリピンからメキシコへの航路がありましたから) また金銭によって買われた奴隷ですから、男は当然肉体労働、女は賄いや性的慰み者などでしょうね。 奴隷でも、日本にいればまだ自分の地位回復のチャンスもあったかもしれないし、逃亡によって自分の郷里へ帰ることも、まったくの不可能ではなかったと思いますが、遠く海外に連れ出されていった人たちは、ただ望郷の念にとらわれてその人生を終わらせたと思います。
お礼
お礼が遅れて申し訳ありません。 ご回答ありがとうございました。
- sendaifuji
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基本的に、労働力+子供を生む道具としてさらわれるか。 はけ口として使われる、強姦されて殺されるぐらいでしょうか。 ヨーロッパなんかですと、完全に商品としてオークションまであったみたいですが、 日本国内ですと部下の嫁とかに下賜される事が多かったんじゃないですかね。 武家の娘すら人として扱われてなかった時代ですから、今は倫理的にはっきりこうでしたとは言えないでしょうね。
お礼
武家の娘すら、ですか。 酷い時代ですね。 参考になりました。ありがとうございました。
お礼
買い戻すってこともあったんですか。 それにしても2貫はともかく、32銭ってのは安いですね。 下手すれば、小さな村のちょっとした豪農でも買えるのでは? ともかく、ご回答ありがとうございました。