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おめでとうござい「ました」?
最近テレビなどでよく 「おめでとうございました」 という言葉を聞きます。 少し前からよく聞くようになりましたが 私はこの「ました」という過去形が どうにもしっくりきません。 アナウンサーもよくこう言っていますが 「おめでとう」に過去形って変な感じしませんか? 文法としては合っているのでしょうか?
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「おめでとうございました」は文法的には「間違い」ではありませんが、避けたほうが無難です。 下記に書いたコメントを転載します。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1388093093 「おめでとうございました」 「間違い」ではないでしょうが、たしかにヘンな感じがします。どの程度ヘンな感じがするのかは個人差もあるでしょう。 「おめでとうございます」のほうが無難でしょう。 ほぼ同様のことが言えるのは「ありがとうございます/ありがとうございました」です。 こちらは、「きょうはありがとうございました」 や「先ほどはありがとうございました」 のように時間を限定する意味合いの言葉がつくなら「ございました」のほうが自然かもしれません。これも個人差がありますかね。 ただ、「おめでとう」の場合は、よほど特殊な文脈でなければ、「おめでとうございます」のほうが無難でしょう。 詳しくは下記をご参照ください。 http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2372.html 以下は一部の抜粋(重言)。 ●ありがとうございます 最も基本的なお礼の言葉と言っていいだろう。そんなところにまでインネンを付ける気はない(笑)。 これを「ありがとうございました」と過去形(正確ではないが、メンドーなのでこう書く)にすることの是非もよく問題になる。取扱説明書だからついでに書いておく。 283)【感謝の言葉は現在形を用いるべき】 http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1489.html http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1558572136&owner_id=5019671 ================================引用開始 感謝の言葉として過去形を用いるのは是か非か、といった話を目にすることがある。 北海道では「お世話様でした」がフツーかもしれないが、一般にこの過去形には、コレッキリという印象があり、別れの挨拶のような感じになる。 お礼の言葉として最も一般的な「ありがとうございます」。 これも「ありがとうございました」とするのはコレッキリみたいで印象が悪いと主張する人がいる。それはどうなんだろう。厳密に考えるとそのとおりだが、状況にもよると思う。 (略) 「ありがとう」の場合も、少し文脈を添えるとわかりやすい。 「いつもありがとうございます」 ×「いつもありがとうございました」 △「きょうはありがとうございます」 「きょうはありがとうございました」 △「先ほどはありがとうございます」 「先ほどはありがとうございました」 常日頃(重言?)の感謝の気持ちを表わすなら「ございます」でないとおかしい。 「きょう」「先ほど」限定の感謝の気持ちを表わすなら、むしろ「ございました」のほうが自然だろう。「ございました」を使いたいなら「きょうは」とか「先ほどは」などの期間限定(バーゲンか?)を示す言葉を併用すれば自然になるってこと。 「きょうはありがとうございました」と言って、相手が「きのうまではありがたくなかったのかよ」と揚げ足を取ったらどうするか? そういうtobiっぽい人とはできるだけかかわらないことです。 ================================引用終了 同様のことが問題になるのが「おめでとうございます/おめでとうございました」。 こちらは現在形を使うほうが無難だろうな。「本日は」とかをつけても、過去形には異和感がある。過去形のほうがシックリ来る文脈もあるのだろうか。
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- hakobulu
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たとえば、今日婚約発表した女優さんに対する「おめでとうございました」は違和感がある、ということですよね。 ところで、3年前に結婚した女優さんに初めて会った場合なら「おめでとうございました」と言うと思いますがどうでしょうか。おそらく肯定していただけるでしょう。 では、一年前なら?半年前なら?一月前なら?1週間前なら?3日前なら?・・・。 このように考えてみると、「相手の喜ばしい状態を、どれだけ長く共有しようとしているのか」という点が問題になってくると思います。 「喜ばしい状態」とは何かということにもなってきますが、それは正確に表現すると「喜ばしいことが出現した状態」でしょう。 結婚という事態が【新たに出現したから喜ばしい】のであって、結婚して60年近い夫婦に対して「結婚おめでとうございます(ました)」とは言わない、という意味です。 テレビののど自慢大会で鉦が3つ鳴ったら、その瞬間は出場者にとっては喜ばしいことが出現した状態と言えます。 ただ、鉦はすでに鳴り終わっているので、「出現した状態」はすでに終了していると捉えることもできますから「おめでとうございました!」でも問題はありません。 お祝いの言葉は常に、その出来事が出現した後に発せられる宿命?にありますから。 ここで、「とはいっても今、鳴ったばかりなのに過去のこととして捉えるのはおかしいのではないか」という反論もあるかもしれません。 その場合は、先にも触れましたが、では1時間後ならいいのか?一日後なら?1月後なら?・・・。 のように考えるとわかりやすくなるでしょう。 つまり、過去のこととして捉えるか否かは、あくまで個人の感覚に委ねられているだけであって、文法的な問題はない、ということになります。 少なくとも、鉦が鳴った後の余韻に出場者が浸っている間ぐらいは、過去のこととして捉えずに、「おめでとうございます!」と言うほうが、出場者の気持ちに沿った表現にはなる、という考え方はたしかにあるでしょう。 一方、「おめでとうございました!」と過去形(#1さんがご指摘のように現在完了と考えてもよいと思います)にすることによって、「その喜ばしい状態をあなたは確実に(すでに)手にしたのですよ!」というニュアンスを込める表現もありだと思います。 どちらが良いかは、それこそ個人の感覚ということになります。 時と場合は多様ですから、それによって一概には言えないというのが実際のところではないでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。
- key00001
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過去形部分については、「ある」の丁寧語「ございます」を、過去形「ございました」としたものです。 国語的・文法的な間違いはありません。 ただ、過去の事柄に対するお祝いや感謝も、「現在の自分の気持ち」です。 従い、「おめでとうございました」「ありがとうございました」など、過去形にすることが不適切とする考え方があり、「間違い」「不適切」などと言う指摘を受けます。 質問者さんが奇異に感じるのも、この辺りが理由では?と思います。 とは言え、これを国語的に「間違い」としてしまいますと、日本語には「私はかつて、おめでとうと思っていました」など、過去の事柄に対する祝辞や感謝の気持ちを、過去の時制で示す方法が無いとなってしまいます。 両者を満足する表現方法としては、「おめでたいことでございました。」「ありがたいことでございました」などとなりますが・・・ これらは「長ったらしい表現」ではあります。 祝辞を述べられる側が、まだ「めでたい!」と思ってる様な状況で、過去形で言われちゃうと、いくらか興醒めし、せっかく述べた祝辞が効果半減か、下手すりゃ逆効果なので、私も「おめでとうございました」は如何なモノか?と思います。 また、祝辞と言う改まった言葉であれば、どうしても過去形で表現したければ、長ったらしくても「おめでたいことでございました」と言うべきかと思います。 そう言う表現がある方法がある以上、特にアナウンサーなど言語を駆使して飯を食ってる連中は、長ったらしくても、適切な表現を心掛けるべきですしね。 一方で、たとえば友人・知人間で軽く感謝を述べる程度の「ありがとう」に関しては、「ありがたいことでございました」などは、むしろ大袈裟な表現かと思います。 その省略形と解釈して「ありがとうございました」は許容されるのではないか?と考えています。 またこちらは、実際にもかなり浸透した表現でしょう。 たとえばガソリンスタンドや店舗などで、自動車や客の後ろ姿に声をかける状況だと、「ありがとうございます」より「ありがとうございました」の方が、しっくりくる局面も多いのでは?と感じます。 野球などのスポーツで、試合や練習の後は、「ありがとうございました!」が一般的かと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 今まさに祝われているのに過去形?って思うとなんだか変な感じなんですよね。
- oakbow4490
- ベストアンサー率27% (50/185)
番組の終了に伴って「本日のゲストは○○さんでした」とシメる語法を転用したのではないでしょうか。 「ゲストは○○さんです」では、はじまりですね。 「おめでたい」状況が続いているならば、おかしいと思います。 「ありがとう」の場合は、その場かぎりでいいと思います。 「先日はありがとうございました」で違和感がありません。 「先日はありがとうございます」でもいいですが。 日本語は時制があいまいでしたが、外国語の影響がだんだん大きくなってきているかも知れません。 北海道在住の方の回答があれば、面白いのですが・・・
お礼
ご回答ありがとうございます。
- ゆのじ(@u-jk49)
- ベストアンサー率30% (1233/4073)
成功、成果、幸運などの訪れは、既に過去のことですから、過去の事実を報道する際、「おめでとうございました」と言うのは文法的にも正しいのです。現在進行もしていません。進行中の事件なら、預言者でない限り、断言さえ出来ません。 販売店での「ありがとうございました」も、同様に、直前(過去)に購入してくれたことに対する礼ですから、当然、過去形になります。店からの去り際に「ありがとうございます」では、明らかに正しい日本語とは言えません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 色々な解釈がありますね…
- wild_kit
- ベストアンサー率32% (581/1804)
これ、コンビニエンスストアの研修でも説明を受けます。 「『ありがとうございました』ではそこで終わってしまう。これからも続くという意味を込めて、『ありがとうこざいます。またお越しくださいませ。』と言ってください。。」そう教わりました。 もっとも学生のアルバイトは出席率悪いから「~した」の場合も多いですね。 「おめでとうございました」だと、もう片付け終わったのかという感じがします。 めでたい最中の挨拶なら、「おめでとうございます。」ですね。 縁が切れるということは、10代目桂文治さんもラジオで話していたらしいです。 それなのに番組の終わりで「ありがとうございました。」と挨拶したらしいですけどね。(^_^;) 過去形にすると丁寧度が増すのかもしれない。 英語だと”can”より”could”、”will”より”would”の方が丁寧な感じがする。 「わかります」より「わかりました」の方が丁寧な感じがするし、その辺が関わっているのかもしれない。
お礼
ご回答ありがとうございます。 桂文治さんおもしろいですね(笑) うーん、文法って難しい…
『ました』は過去形になるので、本来では誤りです。 スーパーやコンビニでも 『ありがとうございました』は本来なら誤りです。 『ありがとうございました』と言うと、 『もう来なくていいですよ』という意味になります。 私は質問を行った時、解答者様へのお礼は必ず 『ありがとうございます』と締め括ります。 またご縁があるからです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど…自分もお礼を言う時は心がけます。
- motsuco
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「おめでとうございました」は間違った日本語だと何かで言っていましたよ。 結婚式の司会者が言っているのを聞いた時は失礼だなぁと私も思いました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうなんです、なんだか失礼なように思えるんです。 おめでたい状況は続いているんじゃないの?と。
》 私はこの「ました」という過去形が 》 どうにもしっくりきません。 「ありがとうございました」にも違和感ありますか? もしコチラは「しっくり」なら、なぜだと思いますか?
お礼
ご回答ありがとうございます。 そういわれてみると「ありがとうございました」も変な感じに思えてきます。 おめでたいこと、ありがたいことというのを過去形にすると なんだかぶった切ってしまってるような気がします。
- bgm38489
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この「ました」は、英語の文法的に言えば、現在完了形にのようなものに当たります。つまり、今まさにおめでたいことがあなたにあったところです―ということで、おめでとうございました、といっているのです。 現在完了形というのも当てはまりませんかな。ちょっと前のことをいうのに、英語的には過去形らしきものを使っているのです。日本語では、雷が鳴った時、といいますが、英語では雷が鳴る時といわなければいけない―そんなものです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 おめでたいことの過去形?と考えると不思議な感じになりますが 現在完了形と考えるとちょっとわかってきたような気もします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど、いつもありがとうございました、とは言いませんね。