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次世代シーケンサー:イオンプロトンの機構は?
ライフテクノロジーズ社の次世代シーケンサーである イオンプロトンの塩基配列をよむ原理の概要が気になっています。 ヒトゲノムを1日で解読できるらしいのです。 http://www.nikkei.com/article/DGXBZO41737950T20C12A5X11000/ 分子生物学に関しては、生物系の大卒程度の基礎知識は あると思っています。 ご存知の方がいらっしゃいましたら ご教授お願い致します。
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現行のシークエンスではddNTPを含んだ系でPCRを行った後、泳動にかけて解析しています。 次世代のこれに関してですが、DNA複製時に塩基が結合する都度放出される水素イオンをセンサーで感知し検出するとのことです。 PCRをかけるのかわかりませんが、現行シークエンスでいうPCRの段階で既に解析ができるということですね。 ゲル泳動が必要無いのは非常に画期的なんじゃないでしょうか。 時間はもちろんランニングコストとスペースも格段に抑制できると思います。 http://ja.invitrogen.com/site/jp/ja/home/Products-and-Services/Applications/Sequencing/Semiconductor-Sequencing/Semiconductor-Sequencing-Technology/Ion-Torrent-Technology-How-Does-It-Work.html
お礼
ご回答どうもありがとうございます。 イメージの雰囲気のようなものはわかりました。 1990年からヒトゲノムを世界中で協力して10年以上かかっていたのが 現在は1日なんですね。 こんなブレイクスルーを起こしてみたいものです。