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「ヒトゲノムの解読が完了した」の意味

ヒトゲノムの解読は完了したと聞きました。 しかし、個人ごとに形質は異なるので、塩基対の配列は個人ごとに異なるのではないのでしょうか。もしそうだとすれば、塩基対の解読は1人ひとりについて(つまり、全ての人間(固体)について)行わなければ完了しないと思うのですが、なぜ1人か2人の人間(固体)の塩基対を解読しただけでヒトゲノムの解読が完了したと言うのでしょうか。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • satotu-a
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回答No.2

遺伝子は生物の遺伝的な形質を規定する因子であり、遺伝情報の単位とされています。ねずみも人間も生物全てが遺伝子を持っています。その生物がその生物であるための情報が格納されています。ヒトゲノムの解読とは人が人であるための部分の解読です。人間とチンパンジーの遺伝子は約97.5%が同じといわれています。見た目であれだけ違う生物であってもそれだけの一致があります。ましてや同じ人間同士の違いはほんとわずかになります。なので「人間同士の個人の違いを解読」したのではなく「生物の中での人間の遺伝子を解読した」と考えることが正しいと思います。

yoohoo_7
質問者

補足

そうなんですか。ヒトの個体間の違いはほんのわずかなんですか。 でも、ということは、何人ものゲノムを解読してすんでいるということなんですね。それで、何人ものゲノムを比べてみると、個体間で違うのはこの5つの遺伝子だけだという風に分かっているのでしょうね。 貴重なご指摘を有り難うございました。

その他の回答 (1)

  • 1fan9
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回答No.1

個人個人で塩基配列においてはほとんど違いがありませんから、一人だけでいいのだと思います。 一人だけ分でも解読が完了すれば、遺伝子の場所とか重要な情報が結構分かってくると思うのです。 他を解読したとしても似たような結果が得られるだけなのだと思います。 まず一般人の全塩基配列なんてあまり使わないと思います。 代表で一つヒトゲノムが既に分かっていると、解読されてない人々の塩基配列の一部を調べることも容易になってくるのではないでしょうか。

yoohoo_7
質問者

お礼

個人個人で塩基配列には殆ど違いがないというのは驚きです。でも、考えてみると、腕が5本あったり口が2つあったりする人はいないですから、実際はそうなんでしょうね。 有り難うございました。

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