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塩基配列の解析(シークエンス解析)について

キャピラリーシークエンサーで、Dye Terminator法により塩基配列の解読をする場合、一倍体なら正確なデータが得られると思うのですが、二倍体でも解読は可能なのでしょうか?

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  • sfwaesr
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回答No.1

こんにちは。 シーケンス反応は比較的定量的ですので、例えば2倍体で片側のアレル(allele)がA、もう片側がCといったSNP(一塩基多型)も検出可能です。 ただし、各々の塩基がどちらのallele由来か判定することはできません。 添付したシーケンシングのパターンをご覧下さい。中央に位置するTとC(水色の背景)で、真ん中はT/Cが両方存在する「ヘテロ」、上下はTまたはCの「ホモ」になっているのが分かります。 シーケンス反応がきれいにいったときは10%程度含まれる別の塩基も読むことが可能です。

weatherre
質問者

お礼

なるほど、こんな風にピークが出てくるのですね。大変分かりやすい説明をどうもありがとうございました。