- ベストアンサー
製造原価について教えてください。
造原価の算定について教えてほしいです。 弊社は複数の作業があり、工程があります。 毎月の出来高に各作業の工程数をかけて数量を出し、 【月人件費等発生している金額÷工程数かけた数量】で、 工程原価を出します。 その工程原価を各作業の工程数にかけて、作業原価とします。 この考え方は間違っていないでしょうか? 工程には機械と手加工があり、機械の部分をどう扱うかも悩んでいます。 詳しい方、ぜひご教授していただきたいです。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
御社における具体的な製造内容が不明であると言う点と、御社がどこまで細かく工程及作業に対する計測が出来るのかが不明な為、適切な事は書けませんが・・・ 失礼ながら、文章を読んで受けた御社における原価計算のイメージは『実際総合原価計算』の亜種。 御社がそれでいいと採用した配賦基準であるならば構いません。 或いは、単一の製品を作っているのであれば、それに要する作業が幾つ有ろうが、各作業ごとに工程数が異なろうが現在の計算方法で構いません。結果は同じなので、機械による作業と手作業を区別する必要もありません。 しかし、複数の製品を製造しており、各製品事に経由する作業が異なり、且つ、同じ作業[例えば機械によるプレス]で有っても工程[例えば、A製品は2回だけど、B製品は5回]と言うのであれば、適切な経費の配賦では有りません。 その結果、実際には1個100円の経費で済んでいるのに、500円の経費を配賦していると言うような事が発生していると推測できます。 それを回避する為には経費の配賦基準を内容によって変更するべきです。 例えば、次のような条件で製造していたとすると ◎製造品は3種類あり、夫々、1個を作るのに次のようなデータとなっている A製品 工程数3 機械の操作時間10時間 手作業を含む労働時間10時間[手作業はゼロ] B製品 工程数10 機械の作業時間3時間 手作業を含む労働時間8時間[手作業は5時間] C成品 工程数5 機械の操作時間1時間 手作業を含む労働時間2時間[手作業は1時間] ◎計算を簡易にする為に、どの製品も毎月10個完成しており、仕掛品はゼロ ◎月人件費等発生している金額の内訳 人件費207万円 機械の「電気代+保守料金の月額+減価償却費」84万円 配賦基準例としては ・人件費207万円 望ましい配賦は『各製品事に要する労働時間数×各製品毎の完成数』なので、 A製品10個×10時間+B製品10個×8時間+C製品10個×2時間 =100+80+20=200単位 工程単価 =207万円÷200単位=1.035万円 *A製品10個に配賦する金額 =1.035万円×10時間×10個=103.5万円 ・機械の「電気代+保守料金の月額+減価償却費」84万円 望ましい配賦は『各製品事に要する機械作業時間×各製品毎の完成数』なので、 A製品10個×10時間+B製品10個×3時間+C製品10個×1時間 =100+30+10=140単位 工程単価 =84万円÷140単位=0.6万円 *A製品10個に配賦する金額 =0.6万円×10時間×10個=60万円 このよう感じとなります。 『原価計算』とか『原価の配賦基準』と言う単語でサーチして、簡単な入門書を見つけて購入するのもよいのか見知れませんが、日簿2級[工業簿記]のテキストを読むほうがご質問者様の血肉となると私は考えます。
その他の回答 (1)
- sadami10
- ベストアンサー率23% (354/1536)
簡単に教えてくださいと書いてあるが,書くのが容易でないので,財務管理基礎講座基本用語集を買って読んでください。私の記憶では製造原価・製造原価要素・製造直接費・製造予算等を読めば理解できると思います。 確かに工程で機械作業と手加工作業がありますが,私は100で仕入,利鞘30加えて,さまざまな経費を差し引きますが,そこから100%売れる保証はありません。 ここが原価計算の真骨頂と教えていますが,なかなか思い通りにならないのが現状です。頑張ってください。