At句が名詞句に成りますか
NHKからの抜粋です
At the center of the recalls are the airbags made by Takata.
直接にこれに対応する日本語文は無かったです。最後に全文を転記します。
解釈できません。areだから主語に複数名詞があると思います。複数名詞はrecallsとairbagsの2つです。なので
recalls are airbags か airbags are recalls
のどちらかです。recallsはofで A of recallにならざるを得ないので、
(the center of the recalls)
か
(at the center of the recalls)
かもしれません。しかし前者だと単数扱いかと思います。後者は主語にはならないと思います(at句が名詞句扱い出来るなら、別ですが)。
すると
the airbags are at the center of the recalls
の倒置なら成立しそうです。
しかし、私の年代物文法書では、このような倒置は掲載されていません。近いのは
副詞を文頭に文頭に置いて強調する場合
In rushed the boy and his dog. (勢いよく少年と犬が入ってきた)
または、文のバランスのための倒置
On the top of the hill stood an old castle.(丘の頂に古城があった)
です。
この"文のバランスのための倒置"も判りません。
An old castle stood on the top of the hill.
より
On the top of the hill stood an old castle.
の方がバランスが良い
のでしょうか。そして
At the center of the recalls are the airbags made by Takata.
より
the airbags made by Takata are at the center of the recalls.
の方がバランスが良い
のでしょうか。
質問1:倒置ですか?
質問2:バランスの為だとして、何バランスですか?
全文です
Transport ministry to check auto-parts makers
Officials of Japan's transport ministry are planning to expand their role of safety inspectors.
Ministry officials currently limit their focus to carmakers.
Under the new proposal, they would also look at auto-parts makers, as vehicles equipped with airbags made by a Japanese firm have been recalled recently.
At the center of the recalls are the airbags made by Takata.
Safety regulators say these devices can explode and spray metal fragments when deployed.
Fatal accidents have been reported in the United States and Malaysia.
Automakers have conducted recalls throughout the world.
In Japan, more than 3 million vehicles have been affected.
The officials say they want to be able to respond more quickly to auto-parts defects.
They are considering expanding the coverage of their on-site inspections to parts makers.
And they are thinking about obliging parts makers to report any defects found in their products.
They plan to study specific changes, including revisions of the road transport vehicle law.
部品メーカーの報告義務づけ検討 NHKニュース
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部品メーカーの報告義務づけ検討1月16日 5時14分
自動車部品メーカーのタカタでエアバッグのリコールが相次いだことを受けて、国土交通省は、自動車メーカーだけでなく、部品メーカーに対しても不具合の報告を義務づけるなど、監督の権限の対象を広げることについて検討を始めたことが分かりました。
タカタのエアバッグを巡っては、エアバッグが作動したときに部品が破損して飛び散るおそれがあり、これまでに国内で300万台以上がリコールの対象となり、アメリカやマレーシアでは乗っていた人が死亡するケースが起きています。
これを受けて、国土交通省は、これまで主に自動車メーカーを対象としていた監督の権限を、タカタのような自動車部品メーカーにも広げることについて、検討を始めたことが分かりました。
これは、部品の不具合に対して、より迅速に対応できるようにするのが目的で、部品メーカーにも不具合の報告を義務づけることや、部品メーカーを立ち入り検査の対象に加えることなどを念頭においているということです。
国土交通省では、今後、業界団体などとも調整を進めて道路運送車両法の改正を含め、制度の見直しについて具体的な検討を進めることにしています。
補足
聞き方が悪かったかもしれません。ネイティブはなぜこれをバランスがよいと思うのでしょうか? と言う趣旨です。