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バートランド・ラッセルを尊敬すると危険視されるのか
バートランド・ラッセルは、反核運動や反戦運動などで、二度も投獄されているし、 好色家とも言われている人物なので、 イギリスやアメリカで、「バートランド・ラッセルを尊敬している。」と言うと、 危険視されるのでしょうか。
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- russell-j
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イギリスでは危険視する人よりも、尊敬している人のほうがずっと多いと思います。(ラッセルは英国で最も権威のある Order of Merit 日本の文化勲章よりもレベルの高い勲章を1949年に受けています。) ラッセルはベトナム戦争や核の問題で、たびたびアメリカの政権を批判しましたので、煙たく思っているひとはけっこういるようですが、逆に、尊敬しているアメリカ人も少なくありません。世界的なラッセル協会が母国イギリスではなく、アメリカにあるのも象徴的です。 ラッセル協会のHP http://www.users.drew.edu/~jlenz/brs.html (ちなみに、膨大なラッセル関係資料を所蔵しているラッセル文書館はカナダにあります。 http://www.mcmaster.ca/russdocs/russell.htm ) それからラッセルは、4度結婚していますし、長い生涯の中では少なからぬ女性と恋愛関係になりましたが、ラッセルにはドンファン的なところはありません。「好色」だと非難する人(たとえば『インテレクチュアルズ』を書いたポール・ジョンソンなど)はラッセルがもてたことがうらやましいのだろうと思います。 ラッセルのことをよく理解したいのであれば、『ラッセル自伝」』を読まれることをお薦めします。 http://russell-j.com/beginner/AB11-010.HTM ← 対訳ですので、英語の勉強にもなります。 下記のホームページ(バートランド・ラッセルの研究者とラッセル・ファンのためのポータルサイト) にはラッセル関係のあらゆる情報が載っていますので、きっと参考になると思います。 http://russell-j.com/ なお、Google の検索エンジンを使って、 「バートランド・ラッセル キーワード(なんでも)」で 検索すると、ほとんど上記のラッセルのポータルサイト上のコンテンツがひっかかるはずです。
- 参考URL:
- http://russell-j.com/
- kurinal
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申し訳ないですが、手持ちの辞書で、「バートランド・ラッセル」は、見つけられませんでした(笑)。 ・・・で、「危険視」とは、何でしょうね。
- kurinal
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「尊敬」は判るのですが、 「危険視」は、わかりません。 それだけのことなんですが。
お礼
辞書をお持ちでないのですか?
- kurinal
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バートランド・ラッセルなんて、名前でしか聞いた事がありませんけれど 他に尊敬する人が、居ないでもありませんね。 ・・・で、「危険視」とは、なんですか?
お礼
「ラッセル自伝」という対訳本は持っていませんが、 理想社から出ている「ラッセル自叙伝」(日高一輝訳、全3巻)は三冊とも持っています。 最近読んだ本で、その著者がアメリカに行って、「尊敬する人物は、バートランド・ラッセルとライナス・ポーリングです。」とアメリカ人に言ったら、「二人ともアメリカではあまり良い印象の人物ではありません。」と注意されたと書かれていましたので、この質問をさせていただきました。 回答ありがとうございます。