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三角形の、ある角を最大にするxの値。
点A(-2,4)、点B(3,9)、点C(a,0)を頂点とする三角形ABCがある。 a>0のとき、∠ACBが最大となる時のaの値を求めよ。 答えは a = 6√2-6 となるらしいですが、どうもよくわかりません。 中学の問題です。
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- staratras
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2点A,Bを通る円を考えます。このような円の中心は、線分ABの垂直2等分線上にありますが、円の半径を大きくするにつれて、円はx軸に近づき、あるところでx軸に接し、それ以上円の半径を大きくするとx軸と2点で交わるようになります。(この線分ABを垂直に2等分する直線の式は、ABの式がy=x+6であることから、y=-x+7 です) 角ACBはこの円の弧ABに対する円周角なので、円の中心が線分ABから遠ざかるほど角ACBが小さくなることを考えると、この円がx軸と接するときの接点が、角ACBを最大にする点Dです。CからX軸に垂直に正の方向に延長して、この円との交点をDとするとCDは円の直径です。直径に対する円周角なので角DABは直角で、三角形DABに三平方の定理を適用します。 円の中心は直線y=-x+7上にありますので、点(a,7-a)が円の中心で、D(a,14-2a)だから、 CD^2=(14-2a)^2=4a^2-56a+196 DA^2=(a+2)^2+(14-2a-4)^2=5a^2-36a+104 AB^2=(a+2)^2+4^2=a^2+4a+20 CD^2=DA^2+AB^2 に代入するとa^2+12a-36=0 a>0 に注意して解くとa=6(√2-1)です。
- info22_
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点Aと点Bを通り、点Cでx軸に接するような△ABCの外接円の内、a>0方の円の時、円周角∠ACBが最大になります。 点Aと点Bを通りX軸上の点Cで交わる場合は△ABCの外接円は 半径が点CでX軸に接する場合より弧AB(短い方)円周に占める割合が小さくなるので円周角∠ACBは小さくなります。 点Cで△ABCの外接円がX軸に接する場合、つまり∠ACBが最大の場合 外接円の半径をr(>0)とすると外接円の中心Gの座標は(a,r)なので AG=BG=CG の関係が成り立っている。 この時の△ABCの外接円を描いて見てください。 (点CでX軸に接していますので半径GC⊥X軸の関係にある) 3平方の定理より (a+2)^2+(r-4)^2=(a-3)^2+(r-9)^2=r^2 これからa(>0),r(>0)を求めてやればよい。 a^2+4a+4+r^2-8r+16=a^2-6a+9+r^2-18r+81=r^2 これから 4a-8r+20=90-6a-18r, a^2+4a+20=8r 前の式から 10a+10r=70 a+r=7 r=7-a>0 …(◆)より 0<a<7 …(☆) 後の式に代入 a^2+4a+20=56-8a a^2+12a-36=0 (a+6)^2=72 (☆)の条件より a+6=√72 ∴a=√72 -6=6√2 -6 (◆)の式から r=7-a=13-6√2(>0) と求まります。 (注) 高校レベルなら余弦定理と微分を使って解けます。