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自分の世界観に自信を持つ
- 30代後半の男性が自分の世界観に自信がない理由について述べられています。歴史や世界事情に関する知識の不足や社会的な経験の不足が原因で、自分の世界観が定まらず物事を決められない状況にあるようです。
- しかし、今までの知識や経験を活かして自己成長し、自分の世界観をより深めることが大切です。方向転換や新たな挑戦に戸惑いや慣れない感覚があるかもしれませんが、自分自身を信じて前に進んでいくことが重要です。
- モラトリアムに陥ることなく、新たな方向に進むためのアドバイスを求めているようです。自分自身の成長や自己啓発に努め、自信を持って進んでいくことが大切です。
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こんにちは。 無数にいる、他人の世界観を大切に出来ますか? 純粋に誰かのために、滅私して生きることが出来ると 仰るなら、あなたの世界観も共感を得ることが出来るでしょう。 超人足り得ない無辜の民である我々は、ささやかな人生を ささやかに終えます。 達観の標榜は、多くの場合は自己防衛の鎧に過ぎません。 自らを特別視する、ということは多くの若者に共通する弱さです。 周囲の人間達を、自分と同列に理解出来ない、という弱さです。 達観を標榜するということは、自分は真理を理解している優越者で ありたいと願う自尊心と不安の心理から生まれるものです。 自分の理解者なのか、賛同者なのか、敵、或いは見下す憐れみの 対象なのか。 常にそのように自分を絶対視する視点でしか他人を見られない限り 人間の本質はついぞ見えて来ません。 世界観、というのはとどのつまり、「世界の中の自分をどう認識したのか」 ということです。 自分が世界をどう見ているか、ではありません。 世界がそのような見え方をする人間が私です、と説明しているに 過ぎないのです。 大事なことは、自負心や矜持を持ち、その世界観で自分の人生を 実りあるものにしていく・・・ということは、多くの人が賛辞を送る姿 ですが、実は世界観というよりも、生きる目標でしかありません。 快楽を得る、という 目標です。 お金であれ地位であれ、自分の中に眠っていると信じたい特別な才能や 運命を顕在化させて、「自分は人と違う」ことを実感したい、という快楽は、 さしずめ、「選ばれたるものの不安と恍惚我にあり」、と言いたがる心理です。 でも、どんなにポジティブだ、前向きだと勢い良く駆けていても、いつかは 誰しも走れなくなる日がやってきます。 アリスのチャンピォンではありませんが、失うとき、堕ちる時、立てなくなる時が 100パーセントやってきます。 頭も体も動かず、若い日に望んだ野望も色褪せ、ありふれた老人の生を 日々過ごす日が来るのです。 その時に、若い時に自画自賛した欲望も野望も、思い出すことさえ億劫に 感じるものです。 小さな自分の「世界観」に飽きてしまう、ということです。 若いうちにそんな年寄りじみた考えに支配される必要は勿論ありません。 が、元気な若者であっても老いさらばえた孤独な老人であっても、 この同じ時間と空間に、共に関わりあって つかの間存在している小さな 個人であることは、疑いようもない事実です。 そして、いかなる人間も他人と関わり社会に居場所を得ていなければ 生きることさえままなりません。 若い時には若々しい希望に溢れる「世界観」。 年老いて、或いは病気や怪我で絶望と隣り合わせの「世界観」。 無数の世界観が同時に存在して、互いにくっついたり離れたりを 無限に繰り返して流れています。 今までの小さな自分の自尊心や経験と知識ばかりを守る姿勢で 生きようとすることは、同時に他人を理解したフリをして整理分別して 大切にしないこととも表裏一体です。 世界がこんなに広いのに、それを知ることなく世界の大きさを 識っていると思い込んでしまう、小さな小さな人の心は、とても 窮屈だと思われませんか? 「世界観」、或いは「宇宙観」や「死生観」は、元々一所に定まるような ものではありません。 どんどんどんどん、流れていく。 形を変えながら、止まることなく。 だから、誰かが馬鹿に見え始めたら、小さな世界観を守りに入った、と いうことです。 目標や手法はその人個人の、その人だけのものですから練りこんで 達成目指して頑張れれば素晴らしいことです。 でも、世界観というものは、未知の世界について判った気になって 自分の世界を縮めてしまう罠も含んでいるものです。 そして、情けないことに、マスメディアが24時間手を変え品を変えて 垂れ流している商業主義。 その中の、さも判ったような言葉だとかカッコいい人のスタイルや ムードを踊らされるままにツギハギにした、空疎なものにもなりがち。 中傷したいわけではありませんが、歌にしても映画やテレビにしても 昔の焼き直し、ベタなコピー商品、空疎なメッセージ・・・ メディアはそんなもので溢れていますので、それを鵜呑みにしている 人達もまた、もの凄い数います。 そして、「皆とは違った自分でありたい」と皆、口を揃えて言うのです。 世界観など全く重視しない、大切な個性だなどとは思わずに、 ありふれた、聞いたような台詞回しの売れないシナリオ位に思って いた方が、人生の失敗も減る気がします。 寧ろ、リアルな目標や手法を練ることに腐心している方が、かえって 流動的で広い視野の「世界」を「観する」ことに繋がるだろう、と 私は、そう思っています。 アドバイスではありませんが、何かのご参考にでもなれば。
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- Devil-Ear
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自分に自信を持つことは大切な事だと思います。 ただ、「一様(いちよう)」では無く「一応(いちおう)」だと言う事を覚えておきましょう。
お礼
言いたいことはわかります。それで、一点だけ。 世界に対して、全知全能は無理な話です。ある程度広げる努力はするのは望ましい姿です。しかし、全知全能でないから自分に自信が持てないでなく、ある程度広げたので、まだまだ知らないことは多いですが、全く世の中を知らないというわけでもなく、それなりの自信はもつということです。 ご回答ありがとうございます。
補足
これは追加の質問でなく、状況説明の追加です。知識面でも経済を学校で習ったのですが、それだけでした。経営、政治、国際関係、心理学などほかの分野も勉強し、世の中のことは一応判断がある程度できるようになったと思ってます。なお、今回いただいた回答はもう一度後でじっくり読みます。