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書評の書き方を教えてください
書評とは、どんな観点からどうまとめたらいいものなのでしょうか?どんなことをどんな風に書いたらいいのでしょうか?感想文とは違うんですよね? ご存知の方、どなたか教えてください。よろしくお願いします。
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この形の質問はすでに過去に出ています。以下の参考URLの質問の ster_flora の回答などを参照してください。 >No.255406 質問:書評のかきかた >http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=255406 >No.195017 質問:書評のやりかた >http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=195017 「255406」の回答の一部を、引用します(ster_flora 氏の承認は得ています)。 ------------------------------------ 書評する本を読むのは、当然のことです。前書きや後書きを読んで書いた書評は、羊頭狗肉です。問題外です。 本を読みながら、どこがいいと思うか、ここは印象的だ、とか、この表現はいいとか、感銘を受けた場所、感心した場所、関心がある場所、面白い場所など、書評を書く時、取り上げようと思うことを簡単にメモします(これは、本を読んだ後、思い返して、メモを造ってもよいです。「印象に残った」ことをメモするのです)。このメモは準備のためです。慣れてくれば、メモなどしなくとも、頭のなかで考えます。 書評の構成を考えます。必要な内容、つまり書くべきことは: 1)その本はどういう内容の本であったかの紹介、小説ならシノプシス(あらすじ)。 2)その本について、どういう印象を持ち、感想を持ったか。ある程度具体的に。 3)その本についての総合評価。 以上の三つが必要です。2)で使うため、先のメモを用意したのです。1)は、どういう内容だったか、客観的に説明します。この場合、2)の内容を引用して、客観的紹介のあいだに、こういうところが特徴であった、ここが印象的であったなどと入れても構いません。バランスよく、客観内容紹介と、印象にある内容などを、具体的引用などを交えて書きます。 総合評価は、上の段階の途上、これについてはこう思うという形で部分評価を入れて、最後に、それらの部分評価をまとめて、また総合的視野や、それまで紹介していない部分なども引用して、この本は、「こういう本で、素晴らしいと思う」とか、「興味深い内容である」とか、「優れた力作である」とか、この後に、「惜しむらくは、著者の文章が些か、読みづらく云々」とか、条件付き「良評価」とか、反対に、「内容的にどうも不自然に思える」とか、「ストーリーに新鮮さがなく、面白い本とは推薦できない」などの「否定評価」をします。一般に、「良評価」にして、少し、批判を入れると、立体性が出てきます。 ------------------------------------ 詳しくは、回答全文を参照してください。 なお、「書評」と「感想」は似たようなものですが、何が違うかというと、「書評」は、読者を想定して、読者のための「ガイド」の意味も持つということです。未だその本を読んでいない人に対し、その本の内容を紹介すると共に、どういう意味があるか、どういうところが優れているか、問題があるとすると、それはどこか、など、書評を読む人が、その本を読まないでも、大体の本質部分は分かるように書き、また、その本を読むよう案内する役目を果たします。 書評の読者に、本の客観的内容と、評者の主観的見解を述べて、総合的な「評価」を出すというのが最終目的です。この紹介と評価をもとに、書評の読者が、問題の書籍について情報を得て、興味があるので、その本を読もうとするように導くか、または、実にくだらない本だと判断する場合は、「この本はこういう内容で、読むに値しない」などという評価もありえます。 参考URLの回答でも述べていますが、「よいしょ」目的の書評は、その本を悪く評価してはいけないのですが、「書評の目的」は、書評者が、その本を「どう評価するか」というのが、一番重要なので、くだらない本だという判断なら、それを明確に記す必要があります。「よいしょ」の書評では、一体、その本の価値や評価はどうなのか、書評の読者に本当のところが分からなくなるからです。 書評する者によって、「素晴らしい本だ」という評価もありえれば、「くだらない本だ」という評価もありえるのが書評です。 そのために、「客観的立場での本の紹介」と、書評者の個人的な感想や判断、評価の二つの面を備えている必要があることになります。 「感想文」と違うのは、対象の書籍の内容を紹介し、評価を述べて、「ガイド(案内)」するという機能が、「書評」にはあるということです。
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- kokusuda
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私も趣味で書評を書いているのですが、書き方を知りたいのでしょうか? 書評について大まかな知識(一般論)が知りたいのでしょうか? 一般論としては、#1の方が書かれたようになるのですが、 書評は感想と違って他人に伝えることが目的となります。 何を誰にどのように伝えたいのか? それによって書評の構成や内容は大きく違います。 逆に言えば読者は書評にどんな情報を求めているのか? ということです。 具体的には新聞の書評、週刊誌の書評、ネット上の書評、 これらは同じ書評と言って良いものか?というくらい違います。 一度、同じ本の書評を読み比べてみてみては如何でしょう。
お礼
知らない人に本を紹介することを前提に書くとよいのですね。ありがとうございました!!
補足
書き方を教えていただけるとありがたいです。
書評=新しく出された本の内容を紹介したり、批評をした文章 感想=見たり聞いたりしたことについて心に感じ思うこと (チャレンジ国語辞典) とありましたので、本を読んで、ポイントだなぁと思ったところを、おさえるのが書評なのかな?と思いましたが。
お礼
わざわざ調べていただいてありがとうございました! とても参考になりました。
お礼
丁寧な回答ほんとうにありがとうございました。 とてもわかりやすかったです。これからいただいたアドバイスと素に書評書きに取り掛かろうと思います。 本当にありがとうございました。