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赤穂の穂は何の穂でしょうか
赤穂市は(あこうし)と読むんですね。 この市の名前の中の“穂”は何の穂なのでしょうか? それとも“穂”という意味はないのでしょうか? それなら“あこう”とはどういう意味なんでしょうか? まことに愚問かも知れませんが、只々、知りたいことなのでして。地名にとても関心を持っていますが。
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>この市の名前の中の“穂”は何の穂なのでしょうか? 古代の赤米(赤い稲穂)の穂でしようかね。 日本書紀には、赤穂神社(奈良県奈良市高畑町)に関する記述もあります。 全国各地にある赤穂地名の多くは、この赤米からの地名でしよう。 例外として、赤穂事件以降に関係者が移り住んで「赤穂」となった地名も多くあります。 香川県小豆郡土庄町の「赤穂」は、赤穂事件後に赤穂から移住してきた方々が住み着いた土地です。 >それとも“穂”という意味はないのでしょうか? 赤米と関係が無い「赤穂」も、あります。 古代アイヌ語で「潮流が激しい地域」の事を、「アカウ・アカシ」と言います。 瀬戸内の島々にも、赤穂の地名がありますよ。 この説に従えば、明石も赤穂も沖合いは「潮流の激しく流れる地域」ですよね。 潮流にもまれた明石鯛は、有名です。 >地名にとても関心を持っていますが。 地名は、平均して500年もの昔から変わっていない名称です。 平成の大合併で、歴史ある地名の多くが消えましたがね。 山梨県の○○○○○市とか愛媛県の○○○○市は、○○ですよね。 歴史的事実とか地元の関連付けが、全くありません。 「合併する旧市町村の名前は使わない」事を前提としたので、無理もありませんがね。 それでも、旧郡名を市名にした方が価値が生まれました。^^;
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- Pinhole-09
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赤マンマと呼ばれる蓼(たで)の穂です。 URL 参照 http://www.kobe-np.co.jp/chiiki/se/0000009082.shtml 以上は赤穂の漢字の由来ですが、 「あこー」の読みについては、土地が赤かったので 丹(に=あか)尾から来たとの異説もあります。 丹は辰砂(赤色水銀化合物)でこれがふくまれていたとの事。
お礼
辰砂ですね。真言の空海が寺などを建立する地は何か辰砂を産出するとも聞いた事がありましたが。 有り難う御座いました。
蓼という説があるようです。
お礼
“たで”ですね。 どうして“あかまんま”を地名の一部につかったのでしょうね。経緯というか。 ありがとうございます。
お礼
いろいろ関連の事項にまで敷衍していただいて有り難う御座います。 やはり、穂といえば瑞穂、稲穂でしょうね。 そして古代米でしたか。 有り難う御座いました。