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複素関数の写像の問題です。
z平面で定義された一次分数変換ω=f(z)で領域{z││z-1│<1} を{ω│Imω>0}に写像し、かつf(1/2)=i f(0)=0であるものを求めよ。という問題なのですが、解答は非調和比保存の定理を用いて解答しているのですがその際 z=2の点がなぜω=∞になるのか分からなく困っています。手助けお願いします。
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|z-1|=1 、z=0 と z=1/2 を直径の端点とする円周、z=1/2 と z=2 を直径の端点とする円周 の3つの円の行き先を考えてはどうでしょう。 1番目の円周は実軸∪{∞}に写されるから、2番目の円は w=0 で実軸に接し w=i を通る円周に写される。 これを C_1 とすれば、3番目の円は w=i で C_1 に接し実軸∪{∞} と共有点をもつ円周、すなわち w=i∪{∞} に写される。 f(2) = ∞。 で、どう? いわゆる円円対応です。
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- muturajcp
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f(z)=3iz/(z+1)=3i[1-{1/(z+1)}] とすると f(1/2)=i f(0)=0 |z-1|<1のとき z=x+iy ω=f(x+yi) =3i[1-{1/(x+1+iy)}] =3i[1-(x+1-iy)/{(x+1)^2+y^2}] ω=f(x+yi)=Reω+i*Imωとすると Imω=3{(x+1)^2+y^2-(x+1)}/{(x+1)^2+y^2} で (x+1)^2+y^2-(x+1) =x^2+x+y^2 =(x+1/2)^2+y^2-1/4 =|z+1/2|^2-1/4 ≧(|1-(-1/2)|-|z-1|)^2-1/4 >(3/2-1)^2-1/4=(1/2)^2-1/4=0 だから Imω>0 ω=f(2)=2i≠∞ ∴ z=2のときω=∞になるとは限らない f(z)=3iz/(2-z)=3i{-1+2/(2-z)} とすると f(1/2)=i f(0)=0 |z-1|<1のとき z=x+iy (x-1)^2+y^2<1 f(x+yi) =3i[-1+2/(2-x-yi)] =3i[-1+2(2-x+iy)/{(2-x)^2+y^2}] Imω=Imf(x+yi) =3{-(2-x)^2-y^2+2(2-x)}/{(2-x)^2+y^2}] で -(2-x)^2-y^2+2(2-x)} =-x^2+2x-y^2=1-(x-1)^2-y^2>0 だから Imω>0 この場合はω=f(2)=∞になる