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写像の問題について
- 関数w=z^l(lは正の実数)によって、z平面上の領域0<argz<θはw平面上のどのような領域に写像されるか。
- z平面上の領域Ψ<argz<π-Ψ(0<Ψ<π/2)をw平面の上半面(0<argw<π)に写像する関数を求めよ。
- 関数w=z+1/zによる、z平面の原点を起点とする半直線の写像を求めよ。また、この関数による写像がz=1で等角でないことを示せ。
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(1) w平面上の領域0<argw<lθに写像される。 (2) Ψ<argz<π-Ψ (π/2)-((π/2)-Ψ)<argz<(π/2)+((π/2)-Ψ) -((π/2)-Ψ)<argz-(π/2)<(π/2)-Ψ -1<(argz-(π/2))/((π/2)-Ψ)<1 -π/2<(argz-(π/2))(π/2)/((π/2)-Ψ)<π/2 -π/2<(argz-(π/2))/{(1-2(Ψ/π)}<π/2 argw+π/2=(argz-(π/2))/{(1-2(Ψ/π)} argw=(argz-(π/2))/{(1-2(Ψ/π)}-(π/2) =(argz+Ψ-π)/{(1-2(Ψ/π)} ∴w={z*exp(i(Ψ-π)}^{π/(π-2Ψ)} (iは虚数単位) (3) 質問 >w=z+1/z これは w=z+(1/z) w=(z+1)/z のどちらですか? 前者であれば、半直線の傾きの角をΨと置くと 写像は u^2/cos^2(Ψ)-v^2/sin^2(Ψ)=4 となります。 >写像がz=1で等角でない 等角の定義は? (4) ヒント (3)と(2)の逆の写像関数を使う。 計算が面倒だから自身でやってみて下さい。
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- alice_44
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(1) A No.1 でよいですね。ただし、 arg は 0≦arg<2π の値をとるものとします。 (2) z平面を 90度回転して、虚軸を実軸へ移すと 簡単になります。 w = ((z/i)の(π/(2Ψ))乗)i. (3前半) 原点を起点とする半直線は、複素定数 |c|=1 と 実バラメータ t≧0 を使って、z = ct と表せます。 これを w = z + 1/z へ代入すると、w = ct + 1/(ct). w=x+yi, c=a+bi を代入して t を消去すると、 (x/a + y/b)(x/a - y/b) = 4 となります。 この式は、w 平面上の双曲線を表しますが、 t≧0 のため、双曲線の一葉だけが 質問の関数の像です。 (3後半) 等角写像 w=f(z) とは、z平面上と w平面上とで 曲線の交角を変えない f のこと。 複素数正則関数と同義だと誤解している文献を よく見掛けますが、正しくは、 正則かつ微分係数が 0 でないこと が必要十分です。 今回の写像は、(dw/dz)[z=1] = 0 なので、 z=1 で等角ではありません。
補足
回答ありがとうございました。質問なのですが、w = ((z/i)の(π/(2Ψ))乗)i.はどうやって求めたのでしょうか。
お礼
回答ありがとうございました。質問なのですが、π/2を使って式変形をした意図はなんでしょうか。また、argw+π/2=(argz-(π/2))/{(1-2(Ψ/π)}はどうやって求めたのでしょうか。