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英語は商人のあいだで使われた。
歴史的にはイタリア語の歴史が古く、ローマ字読みができます。 英語はR,Lと発音しにくくローマ字読ができません。 英語は歴史的にはどこで生まれ、発展したのでしょう?
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イタリア語はラテン語の直系で、ローマ字というのはそもそもラテン語を書くためにギリシア文字をもとに作られたものですから、ラテン語やイタリア語(現代語では多少違うところはありますが)がローマ字読みできるのはある意味当然なのです。 古ラテン語までさかのぼると紀元前から記録があります。そこまで勘定に入れるとイタリア語の歴史は非常に古く、またたどることができると言えます。 一方、英語はブリテン島に起源があるのではなく、現在のドイツ北部にいたアングル族、ジュート族、サクソン族が4、5世紀にブリテン島に移住したところから始まります。初期の英語は古英語または民族名に基づきアングロサクソン語と呼ばれますが、これが記録に現れるのは7世紀末頃からで記録の古さではラテン語にはとうてい及ばないものです。 古英語の記録にはルーン文字も使われましたがローマ字へと移行していきます。しかし本来ラテン語のために作られた文字では英語の音を充分に表すことができず、æ のような合字や ð,þ のようなルーン文字の一部を使ったりしました。 さて、現代の言語はどれも厳密な意味でのローマ字読みはできません。それは昔のラテン語とは音組織が異なるようになってしまったためですが、それでも文字と発音の間には一定の規則があるのが普通です。音の変化は徐々に進むもので、それまでの綴りでは都合が悪くなると、変化に合わせて綴りを変える工夫が行われてきました。各人が工夫したものがだんだんと統一的なものになったのもあれば、何らかの組織が綴りを改訂することもあります(近年行われるのはほとんどこれ)。 英語はこの改訂を行わなかった珍しい例で(厳密には中英語以降。古英語から中英語の間には大きな変化が見られます)、綴りと「一般的な文字の読みから想像される発音(広い意味でのローマ字読み)」との間に隔たりや不統一が目立つのはこのためです。 >英語はR,Lと発音しにくく Rは各国語により発音が大きく異なるのが特徴の文字です。その中でも英語のRは独特です。また発音するのにエネルギーがいるようで、単語の中のアクセントの強弱の差が大きく、弱いところがあいまい化しやすい言語(英語などゲルマン語に顕著)では脱落しやすくなります。イタリア語やスペイン語はアクセントの強弱はあっても弱いところがあいまい化することがなく語尾までしっかり発音されるのでRの脱落は起きにくくなります。
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- ennalyt
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5世紀に今のドイツ付近からゲルマン人がブリテン島に渡ったのが今の英国人ですね。 ドイツ語、オランダ語、英語が似ているのは同祖だからです。 (西ゲルマン語群といいます) いずれにせよ独も英も蘭もローマエンパイアから見ると辺境地ですから、 帝都ローマを擁するイタリア語と比べられてもねぇ。 ちなみにイタリア語はダンテ・アリギエーリによって成立されたものですよね。