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ローマ字のラ行がRの理由は?

ローマ字でラ行の言葉、例えば「論文」と書く場合、 「LONBUN」ではなく「RONBUN」となります。 LではなくRを用いる理由は何でしょうか? 英語の発音と関係あるのでしょうか? Rを使うがために、英語圏の人が読むとRの発音になってしまうような気がします。Lではいけないのでしょうか?

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回答No.8

Gです。 補足質問を読ませてもらいました。 >ラ行をRで表現するから米国人はそれを巻舌で読むんであって、Lで表現すればより日本語に近い発音になるんじゃないかということなんです。 英語の発音はよく分かりませんが、ローマ字のルールを無視してLで表しても読むことは可能でしょうから。 特に名前です。NORIKOよりNOLIKOの方がノリコに近いんじゃないかと思うんですがいかがでしょうか? これは、NorikoとNolikoを発音してもらえばよくわかることですが(Noに日本語と同じようにアクセントを置いてです)、Nolikoの方が普通の日本語に近いな、と感じると思います。 私の個人的反応です。 しかしです。 気がついてほしいのは(先に書いた「日本語のRは日本語のRとして発音する」と言うことと同じようにあまり皆さん言わないことですが)、どちらのつづりでも、どちらの発音でも、「今から英語の発音でどちらかのつづりを発音しますので、日本語の名前はなんだか判断してください」と言って、英語の発音をまだかじったことのない人に試したら、100%に近い確立でどちらの発音をしても「のりこ」だ、と答えるでしょう。 それだけ母音と一緒になったRとLは日本人には、(今まで言われてきたように)区別がつかないということと同時に、私は、両方とも日本語のラ行なのです、というわけです。 ちょっとテストしてみましょうね。 (普段の発音に対しての考え方を逆してみたものです) Basketballと言う単語は良く知っている単語ですね。 これを発音してくださいと日本人に言えばllにちょっと問題があってBaの発音を浴したらいいなんていいますね。 この「評論」を言う人にわざとBathketballとアメリカ人に発音してもらい果たしてなんていったかを判断してもらったらその評論家はどういうと思いますか? そうなんです。Basketballという答えを持ってくるでしょう。 本当にBathketballと綴れる人は「発音」と言うものを「音」から判断できるのです。 「推測した」単語からつづりを言うと言う自称評論家とは違うわけです。 THはこう発音しSとは違う、THは舌を噛んだり上の歯のうらにつけて発音する、等といってお説教をする人にこのテストをやってみてください。 十中八九間違いなくthの音をSとしてとると思います。 ちょっと横道にづれましたが、LとRとの発音の違いは英語としてはあるものの日本語としては両方とも違う音でありながらどっちもラ行に聞こえる、と言う視点を変えて書かせてもらいました。

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noname#114795
noname#114795
回答No.9

>Lで表現すればより日本語に近い発音になるんじゃないかということなんです そうは思えません.むしろRの方に近いのではないでしょうか.音声学に詳しいわけではありませんが. 例えば,「瑠璃も玻璃も照らせば光る」ということわざで,日本人は瑠璃をLULI というよりRURIと言うのではないでしょうか.日本人にはLの発音の方が難しいと思います.

回答No.7

アメリカに38年住んでいる者です。 私なりに書かせてくださいね。 なぜか日本語と英語とを区別しているようでいながら一緒くたにしているからこの「理解の問題」が起こるのです。 日本語のラ行が英語のRの音に近いとかLの音に近いとかはまったく関係ないと考えなくてはなりません。 ラ行はRで示す、と政府が決めたのです。 それをヘボン式・訓令式ローマ字なのです。 なぜ、英語の発音の表示がこの問題にかかわってくるのでしょうか。 それ自体がおかしいと思いませんか?  スペイン語のJがハ行のように、北欧語のJがヤ行のように、中国語のXがSHのように、ポーランド語のWがVのように、イタリア語のcheがke、cciがchiのように、各言語にはそれなりの音の表示があるのです。 日本ではラ行をRであらわす、と決めたのです。 つまり、論文を「ローマ字」で書いたらRONBUNと書くことにしたわけです。 これを英語の発音を元にすると、Lにすべきという人がいる、なぜならLに近いから、と言う事が通るのであれば、RONを英語式に変えないと「ろん」とは言ってくれないし(アメリカ式ではランになってしまう)、BUNを「ぶん」とは読んでくれないでしょう。 バンになってしまいますよ。 日本語ではこういうスペルシステムを使う、というべきなのです。  せっかく日本人の苗字と名前は西洋式に決めて定着したのに、中国では初めから中国式にしたことに対し「今更」変えるべきだと唱えるのは単に混乱をきたすこと以外の何もありません。 人は中国人の名前は苗字・名前と漢字でも「(中国の)ローマ字」でもこの順序で書く、という教養として持てばいいわけです。 一貫性を持たせることの重要性について中国の名前には「後参加者」の強みがあるわけです。 英語のRが「英語の」Rとして発音されるべきものと言う事と同じ事で「日本語の」Rは日本語のRとして発音されるべき物なのですね。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。 

japajapan
質問者

補足

私が気になったのは、ラ行をRで表現するから米国人はそれを巻舌で読むんであって、Lで表現すればより日本語に近い発音になるんじゃないかということなんです。 英語の発音はよく分かりませんが、ローマ字のルールを無視してLで表しても読むことは可能でしょうから。 特に名前です。NORIKOよりNOLIKOの方がノリコに近いんじゃないかと思うんですがいかがでしょうか?

回答No.6

国際音声記号(http://www2.arts.gla.ac.uk/IPA/images/pulmonic.gif)というものがあるのですが、この表の中で、英語のRの発音は「r(顫動音)」でLの発音は「l(歯茎接近音)」です。 日本語のラ行子音はこのどちらでもない記号(rのひとつ下にある記号で歯茎弾き音)です。なので、英語を母語とする人が日本語のラ行を発音したなら、r音で発音してもl音で発音しても、日本語のラ行とは違った発音になります。 日本語を最初にローマ字表記したのは下でも出ているように、室町時代のポルトガル人で、主に九州地方の日本人の発音を書き留めていたと思います。 室町時代のラ行の発音が現代とは多少異なっていた、ということもあるかもしれませんし、当時のポルトガル語のRが日本語のラ行に似ていたのかもしれません。

  • tatsumi01
  • ベストアンサー率30% (976/3185)
回答No.5

"R" の音は国語によって大きく変化します。だから、日本流の "R" があっても構わないのです。別に "R" を英語あるいはドイツ語のように発音しなければならない理由はありません。逆に言えば、ラ行を "R" で書いて、この発音は日本流にするんだよ、と決めたわけです。 1593年に「伊曽保物語 (イソップ物語)」がローマ字で出版されたとき、既に "ESOPO GA XOGAINO MONOGATARI RIACU (エソポが生涯の物語略)" と表記され "R" が使われています。 明治維新頃にヘボンがローマ字を制定したとき、ラ行にやはり "R" が使われました。ヘボンの耳にラ行音は "L" より "R" の方が近いと感じたのでしょう。 仮にラ行は "R" より "L" に近いから "L" にすべきだ、と考えましょう。しかし、今さら変えられません。早い話がパスポートやクレジットカード、英語で書いた論文の筆者名、などなど、変更したら大混乱です。

japajapan
質問者

補足

ローマ字はヘボンが制定したんですね。であれば納得です。自分たちの都合で決めたんでしょうから。

noname#114795
noname#114795
回答No.4

そういう標準を決めたからですね. RをLに変えるべきと主張する人達もいます.言っているだけではだめで,変更にはかなりのエネルギーが必要でしょう. 遡ればヘボン式をJames Curtis Hepburn (ヘプバーンHepburnをヘボンと読んだ)が考案した時に日本人の発音をRと聞いたのではないでしょうか.

参考URL:
http://xembho.s59.xrea.com/siryoo/iso3602.html
回答No.3

これ、ちょっと前に某巨大掲示板で話題になったんですよ。 ネイティブでも、日本人のラ行はLだ、Rだと両方に分かれるみたいですね。 まあ、日本人が区別しないで喋ってるんですから、どっちにも聞こえて当たり前といえば当たり前です。 Lに近い、という人のほうが若干多いなんて話も聞こえますけど、学者の中には、日本人のラ行の音に一番近いのはDだ!なんて人もいるそうで。 でもまあ、まったく同じ音でない以上、どこかで線引きして「こういう風に表すということにしておこうよ」とするしかないわけで、それがたまたまRだったんでしょうね。 ちなみに、英語を喋りなれない日本人が、Lとの違いを際立たせるために極端な巻き舌で発音するRは、ネイティブにはWの音に聞こえるそうです。日本人を茶化した文章で、Rが全部Wに変わっている、なんていうのはよくあるそうですよ。 …日本人の欠点ばかりあげつらっているようでなんか悔しいので、英語ネイティブが日本語扱う際の難関についても話をしちゃいましょう。 それはずばり「母音の長短」です。 「岡山」と「大岡山」は、英語の話者にはほとんど同じに聞こえるそうです。 また、喋るほうでも、英語のほうが一見舌が回っているように思えますが、たとえば論語の「コレヲシモシノブベクンバイズレヲカシノブベカラザラン」なんていうのは欧米人にとっては発狂しそうなほど発音しづらいそうです。 でも、ここまで異なるふたつの言語の間で、相互にその音を表す規則がほぼ決まっているというのは、実はすごいことなんですよ。 韓国語などは、その規則がないために、一人の人物の名前が何通りにもアルファベット化されてしまい、混乱することがよくあるそうですから。 なんか関係ない話にまで発展してすみませんでした。

  • TK1961
  • ベストアンサー率35% (16/45)
回答No.2

 よく外国人には、「日本人はRとLの発音の区別が出来ない」と言われるようです。 No.1さんのおっしゃるとおり、日本語のラ行の発音がRに近いのに、Lを使うと、今度は 「どう聞いてもRなのに、Lって書いている」と また笑いものになるだけではないでしょうか?

noname#204879
noname#204879
回答No.1

》 LではなくRを用いる理由は何でしょうか? 常識的に考えて、日本語の「ラ行」の発音の子音部は、英語の L より R に近いからです。 だから「Rを使うがために、英語圏の人が読むとRの発音になってしまう」のは当然のこと。 》 Lではいけないのでしょうか? 決まりごと(規則)ですからねぇ。