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現代文読解力開発講座の問題:屏風の機動性と融通性の獲得方法
- 国語(現代国語)が苦手な新高1の子が、現代文読解力開発講座(新装版)を勉強しています。
- 問題6では、「屏風の機動性と融通性はどのようにして得られたのか」という問いがあります。
- 子供の回答と正答との違いから、考え方や視点の違いが浮き彫りになっています。何が間違っているのかを教えてください。
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私なりに考えてみました。 正答例: 屏風の機動性と融通性は、不変不動の壁を建物から独立させ、 軽く薄くして自由にコントロールできるようにすることで得られた。 お子様の解答: 屏風の機動性と融通性は、壁を可変可能なものにし、軽く薄くし 独立した自由を与え、人間がコントロールすることで得られた。 正答例に含まれる要素は ・(建物からの)壁の独立 ・軽く薄くする ・自由にコントロールできるようにする この3つをどのように配置するか、ということです。 1.事象の継起性 正答例では(人間が)ああしてこうしてこうなった結果、という書き方なのに対し、 お子様の解答は、 壁の独立→壁の特性変更→人間によるコントロール という順を追った流れで書かれています。 2.「コントロール」の主体と目的 正答例:(人間が)壁を自由にコントロールできるようにする つまり、「自由」にコントロールできるようになった壁=屏風 お子様の解答:壁を~~~し「自由」を与え~~~人間がコントロールする 自由を享受するのは誰か(何か)? が曖昧になってしまっています。 人間か? 壁か? 記述問題は、常に、主体が何であるかをしっかり把握していないと 必要な要素が含まれていても正答からずれた答えになりがちですので、 そのへんに注意していく必要があるのではと思います。
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- cxe28284
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難しいですね私も自信はありませんが、 まず屏風の機動性と融通性は壁とは対照的だ。という前提があり、 それでは屏風の機動性と融通性がどのようにして得られたかが問われ ています。 主語は「屏風の機動性と融通性」です。それは人間がコントロールすることで得られた。 と結びの文が来るのは不自然です。 建物と一体化していた壁というものも必要なはずですが、さえぎるという壁と同様の 機能を持ち、軽く薄くして、建物のからは分離独立させ人間が自由にコントロールできる。 まとめると 屏風の機動性と融通性は、壁様の機能を建物からは分離独立させ薄く軽くし人間が自由に コントロールすることを可能にしたことである。 うまくいきませんでした。
お礼
国語の長文問題は、どこで得点されて減点されるのか よくわからなくて、自分で 採点するのは難しいですよね。 まず大きくまとめて、そこからしっかり輪郭をきめていくように まとめると良いようですね。 回答、どうもありがとうございました。
- ha dooo(@hadooo)
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「可変可能」の部分と「独立した自由」の部分がすこしあやしいかもしれません。 「可変」とは「変形可能」ということなので、 「可変可能」では「可能」の意味が重複している危険があるし、 「独立」と「自由」の意味も近いです。 これらの言葉を本文の筆者が使っているのなら、単純に「重複だ」と片付けることはできませんが、 もし本文でそんな言葉を使っていないのなら、 見つけた単語を深く考えず並べたせいで重複を生んでしまったということになり、 減点されるかもしれません。 また、「人間がコントロールすることで得られた。」は一番おかしいところです。 屏風の「機動性」「融通性」と両方「性」が付いていますが、これは性質、性能ということです。 人間が屏風をコントロールしようがしまいが、屏風の性能に変化はありません。 性能は「どう作られたか」で決まるものなので、 「コントロールする」ことで得られたとはいえず、 「コントロールできるようにする(作る)」ことで得られたというのが正解でしょう。 結局、「言葉の意味や使われ方にさらに注意して、しっくりいく文章を作りましょう」という アドバイスができますが、 これは誰に対してもいえることで、なにか特別におかしな間違い方をしているとは思いませんでした。
お礼
正解の言葉を外すと 間違いになると思うと、 思いつく全ての言葉を文章に入れてしまうのだそうです。 これでは重複しますよね。 もう少し1つ1つの言葉に対して注意が必要だとわかりました。 回答、ありがとうございました。
お礼
主体があやふやな為に文章にまとまりがなくなるようですね。 「自分のやり方は文章の組み立て方がおかしい。 単語を出てきた順番で使わなくていいんだ。 英語のように組み立てると上手くいきそうだ。」 と、子どもなりに考えることができたようです。 どうもありがとうございました。