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その他の人の表面を知覚するとき、主にそれによって隔たれている違いを知覚しますか?
- If I perceive in another person mainly the surface, I perceive mainly the differences that separates us.
- The relatedness from center to center, instead of that from periphery to periphery, is called 'central relatedness'.
- I would like to know the interpretation and grammar of the sentences mentioned above.
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>そのために相手と疎遠になる こういう訳し方こそ,自分の考え通り,発展だとおっしゃるでしょうね。 でもそれはそうだと意をくんでいるのであって, 普通にはこんな英語を使わない。 4人のうち,3人の方が,この that は the difference(s) だと答えている。 この現実を受け止めないとだめです。 その上で,発展的にとらえるのは自由だが,それはそう解釈しているだけで, 普通の英語ではないし,日本人が学ぶべき英語じゃないです。 もちろん,書いている内容はすばらしいのでしょうし, ネイティブの人や英語の専門家の人が読む分にはいいと思います。 一般的な英語学習者の視点に立ってどう思われますか。
その他の回答 (29)
- googoo1956
- ベストアンサー率47% (623/1316)
念のためです。次の英文の内、正しいものはどれでしょう。 (1) We need newspapers, which tell us various kinds of news. (2) We need newspapers which tell us various kinds of news. (3) We need newspapers, that which tells us various kind of news. (1)は問題ありません。「私たちは新聞を必要としています、それは様々なニュースを伝えてくれるからです。」という意味です。「, which」は「because they」のことです。 (2)の英文は文法的にも意味的に問題ありです。「様々なニュースを伝えてくれる新聞を私たちは必要としている。」という日本語だけを考えると良さそうです。しかし、この英文はもっと別の状況を前提として用いられるものです。 つまり、(2)の英文の「,」のない「which ...」は先行詞の「newspaper」の意味を制限(限定)していますので、「様々なニュースを伝えてくれる新聞」という日本語訳の裏に「様々なニュースを伝えてくれない新聞が(同時に)存在している」という状況があることになります。 普通に考えれば、そのような新聞が存在すると考えることはできませんので、(2)の英文を認めるわけにはいきません。単純に日本語訳だけで判断すると英文の正誤を判断することはできないという好例です。 (3)の英文はご質問者がお尋ねの英文と同じ構造を持っています。(2)と同じ理由で「that」を「newspaper(s)」だと理解することはできません。「which」の前に「,」のない制限用法だからです。 したがって、この「that」は「something」の代わりに用いられているものだと考えるしかありません。文語的表現になりますが、書物などでは普通に用いられるものです。そして「私たちは新聞、すなわち様々な種類のニュースを伝えてくれるもの、を必要としています。」という日本語訳が適切なものとなります。 お尋ねの「the differences, that which separates us」も、この(3)の英文と全く同じように考えることができることが理解できるのではないでしょうか。 ご参考になれば・・・。
- googoo1956
- ベストアンサー率47% (623/1316)
前回の書き込みで十分だとは思いますが、補足をしておきましょう。 文法的なことにこだわる人は、「the differences, that which separates us」という部分は「複数形」と「単数形」の違いが気になって次のようにしたくなるのかもしれません。 (1) the difference, that which separates us (2) the differences, those which separate us 現に、ある回答者は「that」自体が「相違点」という意味を指していると主張するために、わざわざ「difference(s)」という「単数形」の表記にさえしています。しかし、そのような考え方こそ文法的に(もっと正確には意味的にも)間違っていると言わざるを得ません。 それは、関係代名詞の制限用法と継続用法の意味が理解できていないことが原因だと思われます。制限用法とは「,」をつけないことであることは周知のことです。しかし、先行詞の意味を制限(限定)するから「制限用法」という名前がついているということを忘れがちな人も案外いるものです。 すなわち「,」をつけない「制限用法」の関係代名詞で意味が制限された先行詞が存在するということは、その裏で「そうではないもの」が同時に存在するということを示しているわけです。 (3) They are the pilots, who fly planes. (4) They are the pilots who fly planes. (3)の英文は自然なものですが、(4)の英文は文法的に(また内容的にも)おかしいものだと言わざるを得ません。(4)の英文の裏には「飛行機の操縦をしないパイロットがいる」ことを暗示しているからです。 ひょっとしたら「飛行機の操縦をしない(特別な)パイロット」はいるかもしれませんが、お尋ねの英文における「The differences(=相違点)」についてはどうでしょう。 もうお分かりでしょう。(1)や(2)のように、先行詞の後に「,」をつけない「that(= the difference) which separates us」または「those(=the differences) which separete us」とした時点で、「私たちを隔ててはいない相違点」が別に存在することになってしまいます。 「相違点」は「人と人とを隔てる」からこそ「相違点」なのですから、「,」をつけない「the difference, that(=the difference) which separates us」という表現自体が矛盾に満ちたおかしな英文であることに気づかなければなりません。 そのように考えれば、ここで用いられている「that」が「the difference(s)」を指しているということはあり得ないことであるということは一目瞭然です。この「that」はやはり「something」を指すと考えなければならないことがご理解できることでしょう。 どうしても「私たちを隔てる相違点」という意味を出したければ、この書物の書き手(エーリッヒ・フロム氏)は、「先行詞」の「that」などを用いずに次のように書いたはずです。 (3) the differences, which separate us この表現であれば問題はありません。言いたいことは十分伝わります。それなのに、わざわざ「the difference(s)」を「that/those」に置き換えるという面倒なことをする必要は全くないのです。 わざわざ「that」を用いている理由はただ一つです。「that/something which separates us」という形で「私たちを隔てているもの」という抽象的な意味を表したかったのだということです。日本語で「地球、このかけがえのないもの」という感覚に似ていると言って良いでしょう。 あらためて言う必要もないでしょうが、「that which ...」の「that」は決して「difference(s)」ではないし、まして決して間違った表現でもありません。「which ...」の先行詞として「something」の意味で用いられているものだと考えられます。 もう十分でしょう。ご参考になれば・・・。
お礼
詳しく教えていただいてとても参考になりました。ありがとうございます。本当に奥が深いです。 もう一度この場でご回答いただいたみなさんにお礼申し上げます。こんなにたくさんご解説いただいてとても驚いてますが、たくさんの知識をいただけて本当に感謝です。いろいろな解釈の仕方があって、どれもなるほどとうなずけるものばかりで、これからまだじっくり考えないといけないのですが、英文を読む時の注意すべきポイントなどがクリアになってきたように思います。本当にありがとうございました。
- googoo1956
- ベストアンサー率47% (623/1316)
ネット世界では書き手がどのような人間か分からないので、書かれたものをすべて鵜呑みにするのは危険であることは常識ですね。 英語で書かれているからといって、その回答者が本当に英語を母国語としているかどうかは不明です。また、たとえそうだとしても、その指摘が正しいものであるとは限りません。 ひょっとしたら英語を母国語としない外国人(=日本人)にでも分かるような説明の能力が回答者側に欠けているために真意が伝わらないということも考えられます。(日本人の理解力不足が原因の場合もあるでしょうが・・・。) 「Yahoo!Answers」での回答者の真意がどのようなものかは分かりませんが、「differences」=「that」という図式が成り立たないことは自明の理です。単数形と複数形は同じものではないからです。それが文法的に正しい解釈です。 だからといって、この「that」の使い方が間違っているというのは少々乱暴でしょう。 たしかに「that」」という代名詞が「differences」を指しているということは言えません。単語を単独で文法的に見ればそう判断せざるをえません。しかし、「that」に「which separates us」という修飾語をつけて「that/something which separates us」としてやれば、話が異なります。 この「that/something which separates us」という表現は「differences」と抽象的に説明したものになります。これは文法的な視点ではなく内容的(意味的)なものに視点においた考え方です。 文法的なこと(単数形か複数形かというような皮相的なこと)にばかりにこだわってしまうと、このようない本質的な理解ができなくなってしまいます。しかし、このようなことは、悲しいことに、文法好きな日本人にはありがちなことです。 「Yahoo!Answers」の回答者は、文法的に判断をしているのではなく、この英文の書き手が何を言おうとしているのかということを考えて、言い換えれば内容的な判断をして「that/something which separates us」は「differences」と同じだと言っているだと思われます。 このような、具体的なもの(複数形)を抽象的なもの(単数形)で表す手法は結構用いられるものです。例えば、「chocolates, something (that)」で検索すれば、いくらでも「複数形」を「単数形」で置き換えた例が出てきます。 (1)If you don't want to show up empty handed, bring flowers, or a bottle of wine, or chocolates - something that doesn't need to be served as part of the meal (2) Soo Jung passes out her gift-bagged bundles of Valentine’s chocolates, something that pleasantly surprises all the men in the family. (3)Minerva Chocolates: Something for Almost Everyone いずれも「chocolates」という「複数形」を「something that ...」や「something for ...」という「単数形」で言い換えたものですが、英語としてきわめて自然なものです。 「The Art of Loving」という書物は、内容的にも英文的にも至極まっとうなものだと感じています。あまり文法的なことにばかりこだわってしまうと、内容という本質的なものを見失ってしまうことにもなりかねません。 意味的に考えれば(文法的に考えても)、「the differences, that which separates us」という部分には問題は全くありません。「相違点、すなわち私たちを隔ててしまうもの」という解釈で良いでしょう。 ご参考になれば・・・。
失礼しました、訂正です。 >If I perceive in another person mainly the surface that separetes us, I perceive mainly the differences, which separates us.
作者の意をくんで・・・ >If I perceive in another person mainly the surface, I perceive mainly the differences, that which separates us. If I perceive in another person mainly the surface that separetes us, I perceive mainly the difference, which separates us. とでも読めば、何故作者が that whichを使ったか納得ができますがね~。
- wind-sky-wind
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やっぱり,こんな流れで that which ときたら, これがあの what と等しい that which とは感じないでしょうね。 ただ,そう考えることは可能。 that which separates us で名詞的なかたまりでしかないんだから, the differences の言い換えとしか言いようがありません。 まあ,発展的な部分はあるのかもしれません。 でも,やはり普通じゃないです。 こんなところで that ときたら,普通には前の名詞を受けると感じます。 実際,that which で what の意味になる英語は山ほどありますが, 普通に主語か目的語になるパターン以外,前に名詞があって, コンマをはさんで,なんていう例は見たことがありません。 まあ,見たことがないだけ,というのは自由です。
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
言っておきますが, the one 的な that なんか,中学生でも知っているんだから, いちいち普通と強調しなくてもいいです。 #1 の時点で回答してるんだから。 なんでえらそうにごたごた説明するのかわかりません。 that of ~とかなら普通だが, This relatedness from center to center instead of that from periphery to periphery こんな英語は,決して普通の英語じゃないです。 こんなふうに from ... to ... で名詞に続けること自体,普通じゃない。 同じゲルマン語だし,ドイツ語の方がいろいろ複雑なので, ドイツ人が普通に英語をこなせて普通ですが,やはり英語のネイティブの英語とは違います。 現にドイツ生まれなんだから。
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
勘違いしては困るが,あなたが説明したことで私が説明していないことが一つでもありますか? 全部先に説明しています。 ただ,ドイツ人的な発想で普通の英語じゃない,と言っているだけで, that which = what も言っているし, the surface が目的語で後ろに回っていることも。 that which ~が the differences の言い換えであることも。 複数 the differences に対して that which でもいいとも。 ただ,最初は普通の that which = what いう表現自体はあるものの, こういう流れでは that は前の the differences を受けるものと説明しながら, 最後にあなたより先に the differences とは別にあらためて that which ~で「分かつもの」としているとも。 結局同じ考えですべて私の方が先に説明しています。 そこで,本当にこのような英語が,普通の英語だとお考えですか。 日本人であるあなたがわかるのですか。 私は見慣れていないから違うと思う。 あなたは本当にこういう英語が普通の英語だと思うのですか。 Yahoo Answers の回答でも ... because of the specific way he structured the sentence. Also, it makes more sense that the differences in the surface are what separate us. ... because as you said he is from Germany so his English seems unique. so may be the sentence like it- I perceive mainly the difference,WHICH separates us という意見があります。 おひとりだけ,not rare としています。 15万ポイントというのは気の遠くなる数字ですが,一方ベストアンサー率は13%。 きっと英語のすみからすみまで知っている人でしょう。 そもそも that which 自体,ジーニアスには「通例,what を用いる」 リーダーズには「古」とあります。 そういうのが not rare と感じるご年配の人もいるのでしょう。 2対1で,これは unique であると言っていいように思います。 とにかく,このような英文を日本人の英語学習者が勉強する意味はない。 そう思いませんか? 本当に,これが初めて見る人は云々,ネイティブなら普通,と言えるのですか。 2人のネイティブの方が言っている意見より,あなたの意見が正しいと自信を持って言えますか。 翻訳者の方も, >もし私が他人の表面しか見なければ、ちがいばかりが眼につき、そのために相手と疎遠になる。 と訳されているくらいです。 繰り返しますが,すべてあなたより先に説明していますよ。
- googoo1956
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(1)と(2)の「that」についてまとめておきましょう。 まず、(2)の「that」は、前に出ている名詞の「relatedness」を指す代名詞です。「instead of that from ... to ~」で「・・・と~の間の関係ではなくて」と訳すことができます。このような表現は前回紹介した例で分かるように一般的によく用いられるものです。 次に(1)の「that」は(2)の「that」と同じ代名詞ではありますが、その表す意味は異なります。(2)の「that」は決して前に出た名詞の「differences」を指すものではありませんし、「differences」を指すつもりで書き手が間違って用いたものでもありません。 関係代名詞の「which」以下の先行詞として用いられているもので、「something (which)」に置き換えられるものです。すなわち、この英文の書き手はそもそも「differences」の言い換えをするつもりなどはなく、初めから抽象的な意味を込めて「something」の意味で用いようとしてりうのだと考えられます。 日本語で考えれば、「違いを感じることができる」と述べた後で、「(すなわち、それは)私たちを隔てているものだ」という意味を補足しています。すなわち「that which separates us」という部分は「differences」そのものを指しているというよりも「differences が与える私たちへの影響」を説明していると考えた方が良いでしょう。 このような抽象的な書き方をすることで、おそらく書き手は「differences」のイメージを読者に想像させようとしているとも考えられます。書き手がイメージを限定するよりも、その方がかえって読者にとっては印象的になるという効果がありそうです。 さすがに教養書として世界中でベストセラーになるだけあって、内容的にもすばらしいものです。他の部分もネット検索をして読んでみましたが、用いられている英語も申し分のないものだと感じました。 事情があって久しぶりにここに戻ってきたのですが、回答の内容を読むと相変わらず玉石混交の状態が続いているようですね。質問者の皆さんが、中途半端な知識や根拠のない憶測に基づいた回答に惑わされることのないことを願うばかりです。 ご参考になれば・・・。
お礼
こちらのご解説もとても参考になりました。本当に詳しく教えていただきありがとうございます。
- googoo1956
- ベストアンサー率47% (623/1316)
>I perceive mainly the differences , that which separates us. この「that」については、「what ...」の先行詞であり「something」と同じ働きをしているということが分かれば十分です。 「differences」という(複数形の)語の後で用いられていることが気になる人もいるでしょうが、「いくつかの違い」と述べた後で「(すなわち)私たちを隔てるもの」と言い換えただけですので「that(=something)という単数形で全く問題になるものではありません。 同格の後には具体的なものが置かれるべきだという説は初耳です。別に抽象的な内容に置き換えても問題はないでしょう。 「Yahoo!Answers」の回答者の一人が「You've never encountered that locution? It's not that rare. --- I don't get what you don't understand.」・・・「このような言い回しを知らないの。それほど珍しいことじゃないけど。質問者が(この英文を)理解できないことが理解できないな。」と述べていることが、なんだか笑えてしまいました。 「instead of that (from ...)」の使用例はいくらでもあります。 (1) otherwise the dog may learn to follow your scent instead of that from the blood (2) If the main diagnosis of the last FCE is used instead of that from the first FCE: http://search.yahoo.co.jp/search?p=%22instead+of+that+from%22&aq=-1&ei=UTF-8&pstart=1&fr=top_ga1_sa&b=11 日本人の中には自分が知らない表現に出会ったときに「そのような表現は間違っている」と考えがちな人がいます。もう少し謙虚になると自分の視野が広がるのではないかと思います。 お尋ねの英文はエーリッヒ・フロムによって書かれて長年にわたって世界中でベストセラーになった書物からのもののようですね。内容的にも英文的にも信頼できるものだと考えてよいと思いますよ。 ご参考になれば・・・。
お礼
ご解説ありがとうございます。なるほどです。例文の流れからすると、可能性は高いですよね。 どんどん英文の解釈の流れがわかってきました。