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英文解釈(前にも伺ったところですが)急ぎです!
The civilized man is distinguished from the savage mainly by prudence, or, to use a slightly wider term, forethought. (中略)True forethought only arises when a man does something towards which no impulse urges him, because his reason tells him that he will profit by it at some future date. Hunting requires no forethought, because it is pleasurable; but tilling the soil is labour, and cannot be done from instinctive impulse. (質問1)True forethought only~の文中の"a man does something towards which no impulse urges him,の箇所ですが、towards whichはsomethingを先行詞とする関係代名詞でしょうか?もしそうならこれに似た(先行詞+towards which~のパターン)例文をいただけますか?それとも関係詞節ではなく、somethingで一旦切れて、あとは副詞節でしょうか?(こちらは違うと思うのですが、違うなら論理的な説明をしていただけると幸いです) (質問2)質問1の箇所の上手な訳と訳し方のコツ、および一体何が言いたいのかを教えていただけますか? 直訳→「衝動が(人を)駆り立てないことを人がするときにのみ、本当の用心深さが生じるのだ。」これでは何を言っているのか理解できません。 以上、申し訳ないのですが、「予備校・塾・翻訳家・通訳」など英語を専門に普段使っていらっしゃる方からの回答をお願いできますでしょうか?(あつかましくて申し訳ありませんが、できればどういう関係者の方か教えていただけると最高です!。因みに自分は塾講師です)
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質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。 10年以上仕事で翻訳業務を行っております。 質問1に関しては、他の回答者様と同じです。 先行詞 + towards which は特にtowardsでなくても、on which, to which, in whichなどを考えると判りやすいと思います。 後が no impulse urges him towards XXXX という文章になっているからtowards whichになるだけですので、towardsを前置詞を使っている文章で関係代名詞の文を作れば、towards whichという形になります。 質問2 True forethought only arises when a man does something towards which no impulse urges him, because his reason tells him that he will profit by it at some future date. ここですが、後の文章も一緒に考えると判りやすくなるかと思います。 あまり難しく考える必要はないと思いますよ。 かなり意訳になってしまいますが・・・。 実際に先を見越す力というものは、人が衝動的に行動を起こすのではない場合にのみ生じます。なぜなら、彼の理性が「その行動が将来お前に利益をもたらすぞ」と彼に告げるからなのです。 人が理性を持って物事をやる時には、その行動をした結果どのような利点があるかを、やる前に考えて行動を起こす =本当に先を見越す力が生じる 衝動的にやる場合は、後先を考えずにとにかく行動を起こしてしまう =先を見越す力は全く必要ない ということですよね。 理性で動く民族と本能を持って動く民族の違いでしょうか。
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- amip
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本当ですね! 僕の間違いでした。申し訳ないです。 ややこしくってごめんなさい。
- Regnoml
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プロの翻訳者です。この文章は英語では易しく見えるけど、日本語に直訳するとわけが分からなくなる類のものですね。 (質問1)は質問者様のお考えどおりでしょう。 (質問2)ですが、説明が下手なのでざっと訳してみます(上手な訳ではないです)。 「文明人が野蛮人と違うのは、主に思慮の深さ、またはもう少し意味の広い言葉を用いれば、先見の明という点においてである。(中略)先見の明が生まれるのは、人が衝動に突き動かされずに何かをするときだ。なぜなら、これをすれば、いつか得をすることになるのだと理性により理解しているからである。狩猟はそれ自体が楽しいものであるので、先見の明は必要ない。しかし、大地を耕すのは苦役であり、本能的な衝動によってできることではない。」 学校英語の訳し方になってないかもしれませんが、全体の意味はご理解いただけるでしょうか? 前後関係がないのでヤマカンですが、この文章は人類が狩猟生活から農耕生活をするようになった経緯の中で理性の果たした役割を書いているのではないでしょうか。 訳し方のコツというか、理解するコツは英和辞典の訳で理解できないときは、英英辞典を利用することです。そうするとforethought はfore (あらかじめ)+ thought (考えること)であるとかが分かるでしょう。 あとは書かれた語順にそって理解していく=関係代名詞でもどらない。 (やさしい英語の小説など100冊も読めば、もどらない癖を付けられます。) 分からない点があれば、再度質問してください。
- maimai01
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翻訳家です。ハーレクインロマンスの翻訳を6冊ほどしました。 質問1)True forethought only~の文中の"a man does something towards which no impulse urges him,の箇所ですが、towards whichはsomethingを先行詞とする関係代名詞でしょうか? そうです。 例文は、A goal is something towards which you work. 目標があるから、人は働くのです。(直訳すると、目標は、それに向かってあなたが働くためのものです。) (質問2)質問1の箇所の上手な訳と訳し方のコツ、および一体何が言いたいのかを教えていただけますか? True forethought only arises when a man does something towards which no impulse urges him forethought を本当の用心深さという訳語で訳そうとするから、わからないのではないでしょうか? ここの文章全体で、まず何を言いたいのかを考えてみるべきだと思います。 全体的にざぁっと見てみると、教育を受けた人とそうでない人との違いを言っていますね。そしてその違いが何かと言うと、先のことを前もって考えられるかどうかです。狩りをすることは、それ自体楽しいことだから、そういう仕事は、だれでもできる。でも、畑を耕すことは本能的な衝動だけではできない。では教育を受けた人は何故できるか、それは先のことを前もって考えられるから。その仕事をすることによって将来何らかの利益を得ることができるから。言いたいのはそういうことです。 それで、お尋ねの個所だけを訳出してみると、(まず、直訳) 本当の前もって先のことを考える力が行動を開始するのは、人がそれに対して、やりたいという何の衝動もわきあがらないようなことをする時である。 もうちょっとわかりやすい日本語にしてみると、 何の意欲もわかないような仕事をするときに、前もって先のことを考える力が、真に威力を発揮する。 こんな感じでしょうか?
- amip
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大学生で、アルバイトで塾講師をしています。 1.そうです。somethingが先行詞、towards which以下が関係代名詞節となっています。 例文をググってみました。婦人科医の話らしいです。()内は私の注釈です。 we(S) manage(V) physiological and psychological problems(O) during the entire women’s life(先行詞) toward which all medical doctors should face (我々は、どんな医者でも直面するであろう女性の一生に携わり、そこで生理学的、心理学的な問題の数々を扱います。) ここが副詞節でないのは、"urge O1 to do/towards O2" という構文からも明らかです。 2.直訳だけでは恐らく減点対象になってしまうでしょう。では、こういった場合どう訳出していくかですが、せっかく二項対立型の文章になっているのですから、savage peopleの記述の反転を当てはめて考えればうまくいきます。 文章の対立概念を押さえておきましょう。 the civilized prudence/forethought/no impulse/reason the savage no forethought/pleasurable/instinctive/impulse ここで使えるのが、Hunting requires---の文です。ここは「狩猟には用心深さや、打算などは必要ない。なぜなら狩猟は満足を与えるもの(=本能で楽しむもの。)だからだ」とあります。 さらに、もう一度二項対立に立ち返ると、 the civilized labour = require forethought the savage hunting/playing = instinctive impulse = require no forethought という構図ですから、これを使いましょう。 まず確認しておくべきことは、「理性的な人間は、先見性があるから労働が出来る」ということです。それに反して、「野蛮人は、衝動に従って楽しいことか出来ない」ということ。 True forethought only arises when a man does something towards which no impulse urges him 直訳「本当に用心深さが生じるのは、(人が)どんな衝動も(彼を)突き動かさないような何かを行っている時だけである」 ↓ ↓ ここで、先ほどの要素を反映させます。更に、「衝動が突き動かす」を受動的に書き換えた方が分かりやすくなります。 ↓ 翻訳「本当に用心深さが生じるのは、衝動に突き動かされることない労働の様なものを行っているときだけである」 ↓ ↓ 「実際に人間が用心深くなるのは、衝動(によって生じる楽しさなど)が介在しない労働を行っている時だけである」 つまり、用心深くなるのは、「「本能的な衝動(instinctive impulse)、つまり楽しさ(pleasurable)など」に突き動かされてするような遊び(hunting)と違って、計画性が必要となる労働(labor)をしているときである」ということです。 いかがでしょうか。
補足
amipさんへの質問 返答ありがとうございます。 >>>we(S) manage(V) physiological and psychological problems(O) during the entire women’s life(先行詞) toward which all medical doctors should face (我々は、どんな医者でも直面するであろう女性の一生に携わり、そこで生理学的、心理学的な問題の数々を扱います。) とのことですが、ここでわたしはtoward whichの節の先行詞はproblemsだと思い、訳も下記のように考えました。(すいません。せっかくいただいたものなのに) (訳)我々は、女性の一生の間に生ずる生理学的、心理的な種々の問題を扱い、その問題に全ての医者が直面する… いかがおかんがえですか?