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中国の小説家の小松はなぜ「しょうそん」と読むのか?

「小松」なら音読みで「しょうしょう」ではないのですか? Wiktionaryを見ても「松」で「しょう」とは読まないようですが… 中国語だと「そん」になるようですが、それなら小も中国語で「しゃおそん」と読むべきでは?

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  • SPS700
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回答No.1

   「松」は下記の通り。中国では[soŋ] 書き様では song で終わりは [n]ではなく [ŋ]です。     http://www.chineseetymology.org/CharacterEtymology.aspx?characterInput=%E6%9D%BE     日本には、この音が無かったので漢字を大量に輸入した8世紀前後では、「う」で書くことになりました。中国での原音が [ŋ] で終わるのが日本では、長い「オ」になる理由はそこにあり、松」を「しょう」と読むのもそのためです。     例を挙げますと「王」も [ŋ]で終わったのですが、王監督は「オー監督」です。中国では  waŋ 監督です。     http://www.chineseetymology.org/CharacterEtymology.aspx?characterInput=%E7%8E%8B     ところが [soŋ]が「しょう」に発達したのは昔のことで、いまは行われませんから、 [soŋ]を21世紀の日本語では「そん」(「そんぐ」でもいいでしょうが)が近いから「しゃおそんぐ」か「しゃおそん」になったものと思われます。

souken
質問者

お礼

すみません。言葉が足りず分かりづらい質問になってしまいました。 今の日本語で「小松」を「しょうそん」と読んでいるのがおかしいのではないか?という質問です。 この読み方だと「小」が日本語の発音で「松」が中国語の発音になってしまっているので、なぜ両方日本語の音読みで「しょうしょう」と読まないのかという事です。 ちなみに、この質問をしたきっかけは、三国志に登場する「張松」という人物です。 読みは「ちょうしょう」となっています。 これを「ちょうそん」と読ませる文献は今のところ出会ったことが無いので、なぜ「小松」は辞書にも無い「そん」と読ませるのかが気になった次第です。

souken
質問者

補足

補足の文章を間違ってお礼に書き込んでしまいました。 申し訳ありません。

その他の回答 (3)

  • sokuji
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回答No.4

違う角度から。 日本人は当然中国人と漢字の読み方が違うため、同じ漢字でも日本人特有の 読み方が出てきます。 加えて長い日本の歴史の中、発音が変化する中で「日本人にとって発音しやすい 発音」が生き残ります。 「煬帝」を長い歴史の中で日本人が「ようだい」と言っていますが 普通の読み方に習うなら「ようてい」ですよね。 しかし日本人が長年「ようだい」と読んできて今では「ようだい」の方が正しい読み方のように なっています。 「しょうそん」も日本人の発音の感性に合う発音ということで主流になったのではないでしょうか。

  • SPS700
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回答No.3

    #1です。補足です。 >>この質問をしたきっかけは、三国志に登場する「張松」という人物です。読みは「ちょうしょう」となっています。これを「ちょうそん」と読ませる文献は今のところ出会ったことが無いので、なぜ「小松」は辞書にも無い「そん」と読ませるのかが気になった次第です。 これは、(「松」をショウと読み、「王」をオウと読むような)昔輸入した日本漢字音と、「松」をソンと読み、「王」をワンと読むような)今の発音の差でしょう。     三国志は昔の話ですから日本漢字音で読む、20世紀の毛沢東は、下記のようにマオ・ツェトゥンと読む、のではないでしょうか。     http://www.ffortune.net/social/people/china-today/mao-tsutung.htm     ただしモータクトーと読む人も居れば、昔と今を混ぜてショウソンと言う人も居る、といったことなのでしょう。和製固有名詞として定着すれば可成りチグハグなものもまかり通っているようです。

  • SPS700
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回答No.2

  #1です。忘れ物です。     今の日本語の「ん」は、「関東」のように[n] の場合もあれば、「考え」のように [ŋ] の場合もあり、両者の間に音韻論的な区別はありません。     ですから中国語や韓国語のように、この間に区別があることばを学ぶ時は、注意が必要なこともあります。     と同時に「しゃおそん」が偶然中国音に近い [ŋ] で終わる可能性もあります。

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