「であります」及び「のであります」

質問

「です・ます」調と「である」調を使い分けるルールがありますが、「です・ます」調の文章の中で、「であります」及び「のであります」を使ってもいいですか？それとも、「です」、「のです」にしなければいけないですか。例：
「本発明は、・・・を有する装置に係わります。」のように、文章を「です・ます」調に設定した上で、下記のA1、B1の方がいいですか、それともA2、B2の方がいいですか。

A1．本発明の目的としては以下の問題を解決するためであります。
B1．××××は、一般的な技術手段に過ぎないのであります。

A2．本発明の目的としては以下の問題を解決するためです。
B2．××××は、一般的な技術手段に過ぎないのです。

ちょっと変わった考えかもしれませんが、インターネットで調べても回答を見つからないので、あえてこちらで質問させていただいた次第です。詳しい方ご教示していただければ幸いです。

回答No.3

nebnab · ベストアンサー

1も2も、どちらも使って差し支えないと思います。

しかし、どちらも敬意の程度は同じなのに、1は無駄に長いです。
なので私は2の方が好みです。

ちなみに、「～であります」という言い回しは明治維新後に日本陸軍が全国に広めました。
もともとは山口県（長州）の方言だそうです。
明治維新直後は現在のような標準語はありませんでした。しかし軍では全国各地の兵を指揮する必要があるので、標準語が必要となったのです。
陸軍で使う標準語を作る際、標準語陸軍創成期の幹部に長州藩出身者が多かったからだと思われますが、言い切りの語尾には長州方言の「～であります」という言い方が採用されました。
旧日本陸軍の軍人に質問者様の今回の質問をするときっと
「1のほうでないと駄目なのであります。」
と答えることでしょう。

私はあまり詳しくないのですが、漫画のケロロ軍曹も
「～であります。」
という言い方をしてませんでしたっけ？
「～であります。」という言い回しをすれば軍人っぽく聞こえます。

お礼

よく分かりました！詳しい説明ありがとうございました！「1のほうでないと駄目なのであります。」笑わせてくれました。

回答No.5

中村 拓男（@tknakamuri）

A1. B1. って元々は長州弁のはず。

幕末～明治維新で長州が陸軍を牛耳ったため、
軍人に広く使われるようになり、現代にいたっていると聞いてます。

最近は大分廃れてきていますが、遠い記憶を呼び起こすことも
あるでしょうからあまり使わない方がよいでしょう。

お礼

ありがとうございました！

回答No.4

kamebune

…解決するためです[であります]。は、叙述の上、自分の文体の問題なんですけと、

…手段に過ぎないのです[であります]。の場合の「の」は、前件の語句を受けてますよ。「そういうヤツ」はとかいう。

お礼

ありがとうございました！

回答No.2

noname#157574

>「です・ます」調の文章の中で、「であります」及び「のであります」を使ってもいいですか？
よろしい。そもそも“～であります”は“～である”の敬体だ。

お礼

ありがとうございました！

回答No.1

SPS700

僕はちっとも詳しくはないのですが、「であります」も「のであります」も、ですます体の（いずれも「ます」が入っていますから）一部だと思います。

　　お挙げになった例では、A2、B2の方がいいと思います。

お礼

ありがとうございました！