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臨時記号の有効範囲 (楽譜)
シャープ・フラット・ナチュラルなどの臨時記号の有効範囲について教えてください。 臨時記号が同じ小節内では有効なのは理解しているのですが、 例えばピアノで、右手のドにシャープが付いている場合、 その後同じ小節の左手に出てくるドも自動的にシャープがつくことになるのでしょうか? 教えてください。
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つかないです。一応確認ですが、「左手」ということは、明らかに「同じ小節内」ではないのですよね。 臨時記号は「臨時」の音符の為のものであって、「(調性があるなら)調性」から外れた音符(例えばよくあるパターンだと臨時のブルーノートなんか)が出てきた場合に用いられることが多いです。 必ずしもその部分の調が変わった訳ではないので、同じ番号の小節であっても、各声部(右手・左手)で違うということは充分あり得ることです。 ただしご注意が。出版社が正しい楽譜を印刷しているとも限らないです。 これはクラシック音楽の時代からよくあることで、王道でいくとその音符に幾通りも解釈が考えられる場合、楽譜の間違いなのか、作者の意図なのか・・・は後年の評論家の議論によくなったりします。 楽譜のままに奏でると明らかに音楽的におかしいと感じたなら、出版社に問い合わせた方がいいと思います。
お礼
同じタイミングで演奏するのだから同じ小節だと思い込んでいましたが、 確かに違う小節ですよね。 ずっと気になっていたので、すっきりしました♪ 間違った楽譜が出版されていることもあるんですね…とても勉強になりました(^^) ありがとうございました!!