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"おちょう"とは?
テレビでとある時代劇を鑑賞中に出て来た言葉ですが、 「おちょう」とはどのような意味合いの言葉でしょうか? 劇中のやりとりでは、 女「兄さん、あっちを買ってくれないかい?」 男「生憎、俺は"おちょう"好みだ」 女「そんなこともあろうかと、牛若丸も連れてるよ」 と使われており、そこから少年愛的な意味だとは連想出来ました。 おちょう=雄蝶で、少年愛の隠語かとも思いましたが、調べても記述はなく…。 お稚児の聞き間違いか(音は確かに"おちょう"だったのですが…)、 あるいは脚本側の造語なのかと気になってしまいました。 どなたかお知恵を拝借できればうれしいです。
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この場合は「お寵(ちょう)」として、「寵童(ちょうどう)」をソフトに暗示する隠語でしょう。 衆道における少年愛については、善友(うるわしとも)、かげろう(陰間野郎)、鬼瓦(きが)、若友(しゅうゆう)、若俗(にゃくぞく)、すばり、すばる星、御物(ごもつ)、飛び子(旅回りの陰間)、制外子、断袖(だんしゅう)など様々な隠語がありました。 また「牛若丸」は、謡曲「鞍馬天狗」のように、幼少期での沙那丸としての子方に由来するのでしょう。 http://japanese.hix05.com/Noh/5/yokyoku505.kuramatengu.html
お礼
なるほど! 「寵童」とハッキリ言葉にしてしまうのは、障りがあったのかもしれませんね。 ご説明、とてもしっくりときました。 また、牛若丸へのフォローまでありがとうございます。参考になりました!