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絶対値を含む一次方程式
下記の問1、問2の問題について教えてください。 問1 |x+4|=5x 解答にはx≧-4、x<-4で場合分けしていますが、なぜでしょうか? 問2 次の方程式を解け |x-1|+|x-2|=x 解答にはx<1、1≦x<2、2≦xのときで場合分けしてあるのですが、 なぜそのように場合分けするのでしょうか? 上記の2つ問題を解くとき、どのような手順で考えればよいのでしょうか? 教えてください。 ※答えは問1はx=1、問2はx=1,3となっています。
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- yyssaa
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絶対値 |X|は、Xの正負に関係なく、その大きさのみを表す記号です。 式で書けば、X≧0の時 |X|=X X<0の時 |X|=ーX になり、これが|X|の定義(約束事)です。 従って問1では| |の中のx+4がx+4≧0の時、すなわちx≧-4と x+4<0時、すなわちx<-4とに場合分けしています。 解き方は x≧-4の時はx+4≧0ですから絶対値の定義より|x+4|はx+4になり、 |x+4|=5xはx+4=5xになります。これを解いてx=1が得られます。 今はx≧-4が条件であり、x=1はこの条件に合っていますから答えに なります。 次にx<-4の場合です。この場合はx+4<0ですから絶対値の定義より |x+4|は-(x+4)になり、|x+4|=5xは-(x+4)=5xになります。 これを解いてx=-2/3が得られますが、今はx<-4が条件であり、 x=-2/3はこの条件を満たしていないので答えにはなりません。 従って問1の答えはx=1ということになります。 同じように問2では x-1≧0・・・・(ア)の時、x-1<0・・・・(イ)の時 x-2≧0・・・・(ウ)の時、x-2<0・・・・(エ)の時に場合分けして考えますが、 (ア)はx≧1、(イ)はx<1、(ウ)はx≧2、(エ)はx<2ですから、 (ア)と(エ)をまとめて書くと1≦x<2、それに(イ)と(ウ)を加えて x<1、1≦x<2、2≦xのように場合分けしています。 まずx<1の場合を考えます。この場合はx-1<0、x-2<0(何故なら x-1<0の両辺から1を引くとx-1-1<0-1<0すなわちx-2<0)ですから、 絶対値の定義より|x-1|+|x-2|=xは-(x-1)-(x-2)=xになり、 これを解くとx=1が得られますが、今はx<1が条件であり、 x=1はこの条件を満たしていないので、今は答えにはなりません。 次に1≦x<2の場合を考えます。この場合はx-1≧0、x-2<0 ですから、絶対値の定義より|x-1|+|x-2|=xは(x-1)-(x-2)=xになり、 これを解くとx=1が得られます。今は1≦x<2が条件であり、x=1は この条件に合っていますから、ここではx=1は答えになります。 最後に2≦xの場合を考えます。この場合はx-1>0、x-2≧0ですから、 絶対値の定義より|x-1|+|x-2|=xは(x-1)+(x-2)=xになり、 これを解くとx=3が得られ、今は2≦xが条件であり、x=3はこの条件に 合っていますから答えになります。 以上より問2の答えはx=1とx=3ということになります。
- info22_
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この種の問題は絶対値のグラフを書いて考えると簡単に解け かつ間違いをなくすことができます。是非ものにしておくと良いでしょう。場合分けもどのxの値のところで、何故しないといけないか、図的に 把握しやすくなると同時に、絶対値方程式も簡単に解けます。 参考URL参照 URL:http://homepage3.nifty.com/fum_s/math1-6/math1-6-1.html 問1 添付グラフは |x+4|=5xの 左辺のグラフy=|x+4| と右辺のグラフ y=5x を描いたもので2つのグラフの交点(1,5)のx座標x=1が絶対値方程式の答になります。 場合分けは絶対値グラフの折れ目(|x+4|=0,x=-4の所)で行います。 つまり、x<-4,x=-4,-4<xで場合分けします(等号は前後のどちらかの不等号に含めるのが普通です)。 問2 添付グラフは |x-1|+|x-2=x の 左辺のグラフy=|x-1|+|x-2| と右辺のグラフ y=x を描いたもの(黒実線)で2つのグラフの交点(1,1)と(3,3)のx座標x=1とx=3が絶対値方程式の答になります。 y=|x-1|+|x-2|のグラフは y=|x-1|のグラフ(水色実線)とy=|x-2|のグラフ(赤実線)を図的に(yの値を)足し合わせたのが左辺のグラフy=|x-1|+|x-2| になります。 場合分けは絶対値グラフの折れ目(|x-1|=0,x=1の所と|x-2|=0,x=2の所)で行います。 つまり、x<1,x=1,1<x<2,x=2,2<xで場合分けします(等号は前後のどちらかの不等号に含めるのが普通です)。
- ferien
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絶対値とは、数直線上でいえば、原点(0)からある数までの距離のことをいいます。 例えば、|5|=5、|-5|=5です。 |-5|=-(-5)=5 と考えてもいいです。 絶対値のきまりは、a≧0のとき |a|=a a<0のとき |a|=-a です。 >問1 |x+4|=5x >解答にはx≧-4、x<-4で場合分けしていますが、なぜでしょうか? 絶対値がついているから、きまりを使って2通りに場合分けして考えます。 x+4≧0のとき、x≧-4…(1)|x+4|=x+4 だから、 x+4=5x x=1 これは(1)の範囲にあるから、解になる x+4<0のとき、x<-4…(2)|x+4|=-(x+4) -(x+4)=5x x=-2/3 これは(2)の範囲にないから 解にならない よって、x=1 >問2 次の方程式を解け >|x-1|+|x-2|=x >解答にはx<1、1≦x<2、2≦xのときで場合分けしてあるのですが、 >なぜそのように場合分けするのでしょうか? x-1<0のとき、x<1 |x-1|=-(x-1) x-1≧0のとき、x≧1 |x-1|=x-1 x-2<0のとき、x<2 |x-2|=-(x-2) x-2≧0のとき、x≧2 |x-2|=x-2 これだけ用意して整理すると、 x<1のとき、 1≦x<2のとき、 2≦xのとき、に場合分けできる x<1のとき…(3) -(x-1)-(x-2)=x x=1 (3)より、解にならない。 1≦x<2のとき…(4) (x-1)-(x-2)=x x=1 (4)より、解になる。 2≦xのとき…(5) (x-1)+(x-2)=x x=3 (5)より、解になる。 よって、x=1,x=3 >上記の2つ問題を解くとき、どのような手順で考えればよいのでしょうか? 場合に分けて絶対値の式を整理してから、計算を始めるのがいいと思います。 場合によっては、解にならなかったりするので、答えを出すとき注意が必要です。
- nananotanu
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絶対値の中の値が正・0か負か、で分けているのです。 a>=0の時 |a|=a a<0の時 |a|=-a でしょ?最初に習う基本。 例えば、問1で言うなら x≧-4の時は|x+4|=5xはx+4=5x、x<-4の時は|x+4|=5xは-(x+4)=5x てわけです。 (例えばx≧-4は、x+4≧0からきているのね)
- asuncion
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>問1 |x+4|=5x >解答にはx≧-4、x<-4で場合分けしていますが、なぜでしょうか? それは、x=-4を境目にして、 |x+4|の表わす内容が変わるからです。 x≧-4のときは |x+4|=x+4 x<-4のときは |x+4|=-x-4