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外来語の表記 改定すべきか
私は改定すべきだと思います。理由は,国際化社会のご時世,例えばキャンデーなど現在ほとんど用いられないない表記が少なくないからです。
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一般の外来語はもともと「外国語が起源の日本語の単語」であって「外国語の単語そのもの」ではありません。例えばドイツ語で「労働」「業績」一般を意味する「Arbeit」という言葉が日本語の「アルバイト」では「副業」の意味でしか使われないなど、意味が相当変化しているものが少なくない中で、発音だけ元の外国語に忠実である必要はないと思います。また、野球の「ストライク」と労働争議の「ストライキ」のように、元は同じ「strike」が日本語では意味によって表記も発音も異なるという別の問題も存在しています。 人名・地名などの固有名詞は少し事情が異なり、東アジアの漢字表記以外は、ある程度は元の音に近づけた方がよいことは確かでしょう。放送や新聞などでは、そのために表記(発音も含めて)の見直しも日常的に行っているようです。ただし「ギョエテとは俺のことかとゲーテ言い」という有名な川柳があるように、日本語のかな文字で、音韻体系が異なる外国語の発音を表記するのには限界があり、ある表記をこれが最善だと言いきれないこともあると考えます。 Vの音の表記にヴを使うべきかどうかは、人によって意見が異なり、現時点では広く認められるまでには至っていません。私はそれを言い出せばRとLの区別や、sとthの発音の違いなど、本来の日本語にはない「書き分け」にきりがなくなるおそれがあり、どこかで割り切る必要があると考えています。
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外来語とカタカナ語は区別するほうがよいのではないでしょうか。日本語で考える人にとって外から来た事が意識されないのが外来語だと思います。NHKではオープンする、スタートするなどを常用していますが、私にはカタカナ語としてしか考えられません。しかしこれらはすでに外来語なのでしょう。またゲットするなどももはや外来語ではないでしょうか。外来語と認定する公的な機関が必要なのかもしれません。表記法はそこで決定したらよいと思います。この表記はカタカナにすべきだと思います。日本語にない音を無理やり表記に使うべきではないのはヴァイオリンがバイオリンになったような例があります。
お礼
>日本語にない音を無理やり表記に使うべきではないのはヴァイオリンがバイオリンになったような例があります。 しかしこれでは次のようなことが起こってしまう。 ベートーベン,ビバルディ,アベ・マリア これでは雰囲気が出ない。やはり ベートーヴェン,ヴィヴァルディ,アヴェ・マリア 一方,バイオリン,オクターブなどは固有名詞ではないのでこれでよいと思います。
- ucok
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改定「すべき」というよりは、実際に、どんどん変動していますよね。種子島上陸の頃とも、明治時代とももちろん違うし、単語によっては数年で新聞の表記が変わりますし、雑誌などは編集部ごとに統一している程度で表記が実にさまざまです。「キャンデー」も広辞苑には「キャンディーとも」と明記されていますよ。
お礼
>「キャンデー」も広辞苑には「キャンディーとも」と明記されていますよ。 原音の発音に近いキャンディという表記もありますな。そのうち外来語は原音に近い表記になると思います。例えば ジュース→デュース(deuce) デジタルデバイド→ディジタルディバイド(digital divide) プラットホーム→プラットフォーム(platform) ウインドー→ウィンドウ(window) クラスメート→クラスメイト(classmate) のように。
- Mokuzo100nenn
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現代日本人の99%が義務教育で英語とAlphabetを学んだ人です。 したがって、日本語の表記を、漢字+ひらかな+カタカナに加えて、漢字+ひらかな+カタカナ+Alphabetにしてはどうでしょう。カタカナは擬態語、擬声語の使用にとどめ、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語などを語源とする言葉は、アルファベット表記にします。ギリシャ文字、キリル文字、ハングル文字などが語源の言葉は当面カタカナ表記を続けましょう。 一部の高齢者はAlphabetが苦手な方もいるでしょうが、すでにカタカナ語で迷惑しているので、英語やドイツ語の辞書で探せるようにAlphabet表記にした方が学習意欲のある人には好都合ですしね。
お礼
ご回答ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございました。