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韓国語や中国語・他の外来語と同じように、カタカナ表記じゃダメなんでしょうか?
新聞とか雑誌が、韓国や中国などの人名、地名にわざわざ漢字を使う理由がわかりません。(だって、読めないからです。)他の外来語と同じように、カタカナ表記じゃダメなんでしょうか? あと、「もうたくとう」とか「こうたくみん」みたいに、実際の名前と違い、日本語読みしてしまうのも、これはなにか理由があってわざわざそうしているんでしょうか? ご存知の方、教えて下さい!よろしくお願いします。
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韓国語の場合は、要するに、カタカナ表記にすると文句を言う愚劣な奴がいるからですよ。 中国語の場合には、その問題は無いはずです。 漢字表記の場合には日本式の発音に文句は言わず、カナ表記の場合はその通りの発音になります。 「毛沢東」と書いたら、「もうたくとう」と発音されても文句は言えません。 「マオ・ツートン」と発音する義務はありません。 「タオ・シャオピン」と書いたら、これは「タオ・シャオピン」と発音しなくてはいけません。「とうしようへい」と発音したら失礼になります。 韓国と中国の差は、国民の良識の差なんでしょうねぇ… ちなみに、「中国人」は差別用語ではないと、中国の人は言っています。 まあ、外国人の名前をその国の言葉で発音するのは、常識です。 ローマのジュリアス・シーザーは、生まれてから死ぬまで、自分の名前はユリウス・カエサルだと思っていたはずです。 イタリア出身の女優ヘボンは、アメリカでヘップバーンと呼ばれているのに異議は申し出なかったはずです。 ローマ法王パウロを、ポールとかピエールと読んでいるキリスト教徒がほとんどの国さえ、ありますよ。
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- chien
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「いや~僕は海外からなんですが、語学学校のそーゆー例はまったく聞いたこと無いですね。あまりにもナンセンスなんで笑ってしまいました。日本語学校のことも精通しているんですが、ピンと来ないです。うーん。。 」と書いていらっしゃいましたが、私が知っている限り、日本にある日本語学校において、先生方は、外国の人に対して、日本的な愛称をつけています。また、私が台湾の国立大学で日本語を教えていた時も、私が赴任する以前から、そうした習慣がありました。つまり日本的な愛称をつけることです。また、私の友人がシドニーで教師をしていた時も、日本人、中国人、韓国人に、英語の名前をつけて呼んでいました。また、私がボランティア活動でフィリピンに赴いた時に、現地の大学生とたちとは、互いの国の名前をつけあって、愛称とし呼び合っていました。さらに、私の従弟がアメリカのプリンストン大学に入学し、現地のアメリカ人と結婚しましたが、同様なことが起きていました。また友人で世界的に知られているフォトグラファーがいて、彼は海外での取材が多く、外国名での愛称をつけられていました。シンガポールの知人は、中国人で中国名(パスポートも中国名)を持っていますが、学校など公の場ですら英語の名称を使っています。仕事先ですが外資系のメジャーレコード販売会社の統括部長は、華僑で中国名(パスポートも中国名)を持っていますが、長くイギリスに留学をしていて英語名の愛称を通しています。名刺も愛称を使ってます。 以上、コスモポリタンな環境にいない、私の例かもしれませんが…。 今回のご質問の主旨は、韓国人、中国人の名称を、日本において漢字表記する理由、日本語発音してしまうことの問題、についてです。 これらの疑問については、すでに他の方も含めて疑問にお答えしていると思います。
お礼
なるほどなるほど。そっかー。中国呼び名と英語呼び名がもう既に異なってるんですよね。いや、ほんとありがとうございました!
補足
みなさんありがとうございました!みなさんにポイントあげたいんですが、そーゆーワケにもイカンみたいですので、「何故、日本の雑誌新聞は中韓の人名・地名表記を…」という最初の質問に関してポイントを差し上げます。でも、それに纏わるいろんな知識や歴史を教えてくれた皆さんみんなに感謝しています。本当にありがとうございました。
- chien
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追加です。 世界的な了解事項、慣習として、国際的な舞台では「姓名はその国籍の公用語で発音する」こととなっています。 では、日本人が中国に行った時に、なぜ中国語の発音をされるのでしょうか。それは「親愛」を示しています。つまり「あなたを、私たちと同じ中国人と同様に接していますよ」ということです。 中国人に対して、中国名を日本語で発音して「日本人に受け入れられた」と感じる中国人も多くいます。しかし「私は日本人ではない」として、反発する中国人もいます。 とくに韓国人は反発をします。韓国人が日本に来て、日本人が日本の発音で韓国名を呼ぶと、「私は日本人ではない」という感情を持つのです。 こうしたことは、日本語学校の留学たちの間でも起きます。欧米人には、便宜的に、また親愛をもって、日本名をつけます。たとえば、ジョージを譲二、というようにです。中国、韓国の人は、日本語読みとしたり、漢字の一部を使って、あだ名として日本名をつけます。たとえば、中国人で林伯勲さんの場合、中国名で「リン・ポーシン」ですが、「はやし・はくくん」と呼んだりしますが、愛称として「いさお」さん、と呼んだりします。 ちなみに、欧米に語学留学した人は、現地で、現地名や愛称をつけられます。これは一般的なことだと思います。 こうしたことは、前述したように、親愛をしめすものです。この親愛を拒否するのは、私としてはどうかと思います。そして、一部の中国人、韓国人の心が閉ざされていると感じてしまいます。 つまり「公的、国際的には、国籍のあるその国の公用語でその人の姓名を発音する」のが正しいのですが、「親愛の情をもって、または愛称として、相手国の発音で呼ばれたり、その国の別な名称をつけられたりすることがある」ということです。
お礼
いや~僕は海外からなんですが、語学学校のそーゆー例はまったく聞いたこと無いですね。あまりにもナンセンスなんで笑ってしまいました。日本語学校のことも精通しているんですが、ピンと来ないです。うーん。。 それって、「じゅんいちろう」を「じゅん」って呼ぶようなことですかねえ。。自身の呼び名なんて「じゅんって呼んでね。」といわない限り「じゅんいちろう」ですよ。 コズモポリタンな環境にいればいるほど、「名前」などの相手の価値観を大切にするもんです。 「親愛」を示しているっていうのはよく分かりました!でも、それに反発することはマズいことでしょうか? 僕自身、そんなんだったら、親愛を示されても困ってしまいます。。価値観というものすら異なるわけですし。。 フォローいただけたらめちゃくちゃ嬉しいです。
- whiskeyboothill
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政治的な背景もさることながら、「音声言語」(意味)と「書字言語」(形式)のどちらを優位に扱うか、という、それぞれの国の文化(伝統)も関わっていると思います。 #4の方が、「地域の発音を使うことは、世界的にも実に自然なこと」と記されていましたが、発音と表記のどちらを優先するかは、国によって異なります。 欧米では間違いなく「音声言語」が優位ですが、日本では「書字言語」が優位になるケースが欧米より多いと思います。中国の人名地名については、幸い、漢字で記述できるため、慣例的に「書字言語」を優先してきたのではないでしょうか。 話は少しずれますが、わが国では、「日本」を、『にほん』と発音するのか『にっぽん』と発音するのかすら統一されていません。英語でいうところの「JAPAN」だって、英語圏の人が(そもそもは日本人の発音をもとに)「アルファベットに置き換えた」に過ぎません。ちなみに、中国では『にほん』でも『じゃぱん』でもなく、『リーペン』です。言葉って難しいですね。
お礼
確かに、日本語って、人が話しているのを聞いて、無意識に頭の中で文字にして、それを読むという「読む言語」ですし、英語は完全に「聞く言語」ですよね。なるほど。とゆーことは、質問の新聞や雑誌の表記法についてwhiskeybo0thillさんの回答をもとに考えると、雑誌新聞などは もともと中国も韓国のものも幸い、漢字で記述できるため慣例的に「書字言語」を優先した。しかし、それを日本語読みしたら、韓国からクレームがきたんで、韓国側のものだけは韓国語読み。…とゆーことですね? なんか納得できました。でも、「金正男」読みにくいと思うんだよなぁ。。それもこれも、しょーがないんですかね。ありがとうございました!
- chien
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韓国とベトナムは、以前、中国の準属国であり、何度も侵略を受けてきた歴史があります。したがって、文化、芸術、法律、政治、経済、その他風俗習慣まで、中国の影響を強く受けています。いや、模倣してきたといった方が正しいでしょう。 そうした韓国とベトナムは、もっとも中国的な文化「漢字」を捨てるには十分な理由があったわけです。とくに、韓国においては、日本統治時代があり、ここでも日本語としての漢字を押し付けられます。韓国としての言葉の重さを骨の髄まで思い知らされたわけです。 当然、韓国としては、独自の言語体制を確立する必要があり、中国や日本の影響がなく、また漢字のような共通部分を断ち切る、そうした必要があったわけです。 また、本家中国においても、漢字は旧体制の象徴として、文化大革命などの時代から、簡略化(簡体時)が進められ、アルファベット表記を目指していました。しかし、文革の失敗、4人組の失脚、毛沢東の死去、経済化、民主化の流れの中で、漢字の進化は中断してしまい、それどころか旧漢字(繁體字)の復活の声も挙がっています。とくに、香港、台湾、シンガポールなどや、華僑は旧字体を使用しているため、中国本土でも、民間レベルで旧字体の復活が進んでいます。 さらに「漢字文化圏」としての復活を目指しているムーブメントもあります。日本、中国、台湾の学者などが中心となって、韓国も巻き込んで、アジアならではの共通文化として「漢字」の普及を・統一を目指しています。 もともと中国においても、漢字は一様ではなく、歴史的に見ても、多様であり、変化も著しいものでした。また、地域によって、使用漢字も異なり、発音も全く異なっています。中国で漢字を統一したのは秦の始皇帝ですが、発音までは統一できませんでした。 現在も多様な言語(発音)を有しており、漢民族同士でも通じない外国語のようなのです。つまり、中国本土でも、広東、福健、四川、などその地域によって「毛沢東」の発音は異なる発音をします。ただし、中国国内では、共通認識・共通発音として「マオ・ツー・トン」と称しています。 つまり、漢字として認識し、その意味を理解することが先決です。発音は各地域・各国家ならではの発音で良いのです。たとえば、田中文子さんは、中国では 「ディエンツォン・ウェンツ」と呼ばれてもいいのではないでしょうか。それは、その地域・国家の漢字伝統であり、発音は異なっても、田中文子という漢字が通用し、共感できる楽しみがあります。 欧米では「ミッシェル、ミカエル、マイケル」「ジョン、ヨハン」なども同じことです。その地域の発音を使うことは、世界的にも実に自然なことなのです。たとえばフランスでの国際大会では、外国人でも個人名をフランス読みします。 同じことです。
お礼
なるほど。発音を統一できなかった中国人的な部分が発音に関して寛容にさせているんですかね。韓国人はどーでしょうか?過去に日中から漢字を徹底的に叩き込まれた彼らが、カタカナ表記を嫌うのは、それが日本っぽいからという理由なんでしょうかね・・。 欧米の例ですが、現地の人間が「John(ヨハン)」を「ジョン」と呼んでしまうように、日本人は 「金正男(きむじょんなむ)」を「キムマサオ」と呼んではいません。ちゃんと「キムジョンナム」って呼んでいるのに、それでもカタカナで書くと怒られちゃう(笑)。 結局、日本のマスコミは韓国人に怒られるからビビって漢字表記にしてるんでしょうか? また、中国がいくら漢字の読み方に寛容であろうが、国際的には、田中文子さんのパスポートは「ディエンツォン・ウェンツ」ではなく、「タナカ・フミコ」ですし、欧米では「モウタクトウ」じゃなく「マオツートン」ですよね。そこら辺、イマイチ分かんないので(すんません)フォロー戴けたら嬉しいです。日本海呼称問題、国際的な呼称についての問題でしたが、そーゆーのって人名にもないんでしょうか・・。地名はもう過去に色んな呼び名が確定しているので、しょうがないか…とは思ってますけど。中国人、韓国人、英国人の友人達とワイワイ英語で話している時なんか、ホントにワケ分かりません。筆談したほうが早いときあります(笑)
- nobunojo
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漢字は表意文字で、読み方は中国のいろいろな時代の音が残っているだけなので、 漢字さえあっていればどう言う読み方をしてもよい、という考え方があります。 (話す言葉は違っても筆談が出来るということで、何千年も前から 中国のような大きな地域が一つにまとまって来れたとも言える) 大陸中国は一口に中国語と言っても、地域によって発音もぜんぜん違いますから、 自分の国内ですら読み方が統一できていません。 彼らは漢字というのはそういうものだと知っていますから、 「毛沢東」(北京語では「まお・つお・とん」でしたか)を 「もうたくとう」と読んでも、別に差しさわりがあるとは思っていないのです。 ただ、韓国・朝鮮人の方々はそうは思っておられないようなので、 (過去に裁判を起こした方もいたようで、いまマスコミで現地語読みをするのは その影響だったかと思います) この場合は漢字表記よりもカタカナ表記のほうが適当だと思います。 ただ、カタカナは字面がうるさいのと、字数を食うので、 書き表す際には漢字のほうが便利とは思いますけど。
お礼
おお。なるほど、字の価値観が違うのかな? BBCをみていたら、知らない中国人の名前のニュースばっかりやっていて、なんだろ?って思っていたら、江沢民かよ!…とツッコミをいれたくなったこともありました(笑)ありがとうございました!
- taknt
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過去の質問を参考にしてください。
お礼
早速URLみてみます!ありがとうございました。
お礼
僕、これでも英国在住なんですが、実感ないですねぇ。。Parisとかいくつかの地名は確かにそーなんですが、たとえば人名。ミハエル・シューマッハだって、英国で「僕のことマイケルって呼んでね」って過去にわざわざ発言してるし、多くは、公言したモン勝ちみたいな感じかと思ってました。さて、なるほど、とゆーことはカタカナにされると韓国人が怒るという理由で、日本の新聞雑誌は金大中をカタカナではなく、読めない漢字で表記するということですかねぇ。。 また、国際的に「まおつーとん」って呼んでるのに、日本ではあえて「もうたくとう」。そこもイマイチ分かりません。(申し訳ないです)フォロー戴けたら嬉しいです。