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高分子化学について
官能基BがAに対して1%過剰の場合に、p=1のときの平均重合度はどうなりますか?
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まとめて見ました。 2官能性分子AとBの縮合反応を考える、 Aの官能基数をNa、Bの官能基数をNbとし、Nb>Naとする。 ある時刻tまでの反応度pとすると、この時刻でまだ残っている 末端基の総数gは g = (時刻tで残っているAの基数)x2 + (過剰のBの基数) = Na(1 – p)x2 + (Nb – Na) = Na{2(1 – p) + (1 – r)/r} (1) ここで r = Na/Nb モノマー1分子、縮合重合体1分子のいずれにも2個の官能基が 付いているから、時刻tで存在している全分子数Ntは Nt = g/2 (2) このNtに数平均重合度Xavを掛ければ、全構造単位数に等しい (モノマーのXavは1)。 Nt x Xav= (Na + Nb)/2 (3) (1) 式~(3)式を組合せると Xav = (1 + r)/{2r(1 – p) + (1 – r)} P →1の時 Xav = (1 + r)/(1 – r) Rr = 1.00/1.01 Xav = (1 + 1.00/1.01)/(1 – 1.00/1.01) = 201
お礼
丁寧に説明していただきありがとうございます(^O^)/