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柿の種子の断面図
インゲン豆の種子の断面図で、子葉や幼芽はわかりやすいのですが、柿の種子の場合は幼芽しか示されていませんでした。またインターネットで探した写真では子葉だけが示されていました。 柿(有胚種子)の種子の場合子葉と幼芽、胚軸、幼根はどの部分なのか教えてください。
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- thegenus
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先述した子葉の間に幼芽でいいというのは最終的にそうなるということですね。この話題の記述においてネット上でも日本語表現の語弊(あいまいな文意の断定的伝言)の生じているのではないでしょうか。ですから語弊のある文には幼芽の活字を読む事もできるが、図にはない。 先端を指して。「茎頂」⇔「根端」 部位を指して。「幼芽」⇔「幼根」 ただ、その段階で幼芽というのかどうかは知りません。つまり芽(未熟なシュート)と呼ぶに値するか。芽は、茎頂分裂組織と未熟な茎と未熟な葉の三要素が必要に思います。ですので茎頂とだけ記載されているのではないかと。 先端を指して。「茎頂」⇔「根端」 部位を指して。「--」⇔「幼根」 のような模式図ばかりですからね。 発芽後の部位名を、胚に対してもそのままあてはめているだけのような気もするのですが、それにしてもまだ呼ぶには早いとか。ご自身の必要性(幼芽と呼ぶ必要性)に応じて自己判断されたらいいと思います。幼芽相当部位などと造語としてお茶を濁すとか。 自分の回答の訂正として、リンクは「福岡大」ではなく「福岡教育大」でした。
- thegenus
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子葉の間に幼芽でいいと思いますよ。保護しているような形ではないでしょかね。 先の自分の回答の訂正になりますが単子葉植物の模式図の説明は、端を指して「茎頂」「根端」でした。
- thegenus
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これは私も昔からよく分らない話だと思っていました。知識を普及させない植物学者が悪いです。 「種子の形態」(帝京大学薬学部。木下武司さん) http://www2.odn.ne.jp/had26900/shokubutsu_no_bunrui/structure_of_seeds.htm 参考にさせて頂きますと、こういう漠然とした認識のようです。 双子葉植物の有胚”乳”種子ならばどうなる、という一般的な解剖は成り立たないと思います。それこそ種が違います。 柿の種子ということであれば柿の種子の資料が必要になるでしょう。これは肉眼的に部位の識別を始められるものではないと思います。組織学的に発生中の細胞を追って行って分布が識別された後で、その知識に基づいて肉眼的には区別できない成熟胚の胚軸と幼根が境がどこだと目されるようになると思います。したがって柿の種子についての具体的な資料がない段階では肉眼的には上の方とか下の方とかという区分けになると思います。それが何対何ぐらいというのにはやはり柿の種子の資料が必要です。 先回答者さんの既出リンク(福岡大)の模式図でシュートと幼根を上下に分けてありますがどれほど正確かを不問にすれば、区分けは子葉から茎のように伸びる部分の上半分が胚軸、下半分が幼根ということになるでしょう。胚軸は、種をまいて芽を地上に出した際、子葉の下の茎のような地面から出ている部分の名称でもあります。幼根は地下に根として伸びます。ですから種子の胚においてもその位置関係はそのまんまです。実生(発芽した時の植物)は実は成長した胚に過ぎないと表現できると思います。 質問者さんの提案ですが間違いです。二枚の子葉の間に胚軸はありません。間にあるのは茎頂のみです。それも発芽した時と同じ位置関係です。 既出リンク(福岡大)のページの後半に単子葉植物の胚の模式図がありますが、それこそ胚軸部分の上端側に茎頂、下端側に幼根とあるばかりです。とりあえずのところは植物一般に対する認識としてそれを基本形にしていいのではありませんか。 ですからご質問も単に双子葉植物の有胚乳種子ということならば先に模式図に習う程度の把握になるでしょう。植物学には細かい知識があるのかもしれませんがそれをご紹介する能力はございません。私としても知識が増えず漠然としたままで、とても残念です。 ちなみに先回答者さんの既出リンク(ブログ)の一番下の写真の説明文である >「子葉の根本部分です。」 の用語づかいは間違いです。日常会話的にはフタバの根元ではありますが植物学的には子葉は葉のような形をしている部分のみですので、この写真は幼根(の先端)です。
- tenntekomai
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こんにちは、 図ではありませんが、わかりやすい写真を見つけたので添付します。 http://www.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/2-1.html http://blogs.yahoo.co.jp/osusiburuberi/33662239.html 基本的な構造は他の双子葉植物と同じです。
お礼
早速有り難うございます。 実は、この写真は見つけていたのですが、よくわからないのです。白色の子葉の中に幼芽や胚軸が隠されている(包まれている)と考えていいのでしょうか?写真の下にある図を見ると子葉が広がっていますが、これを閉じるようにすると茎頂が隠れるので・・・・。
お礼
有り難うございます。なんかすごく専門的になってきたようで。 模式図に習う程度の把握というと子葉に茎頂が挟まれている・・・包まれていると解釈してもよろしいでしょうか?? それに茎頂=幼芽と思っていいんでしょうか。 重ね重ねよろしくお願いします。