- ベストアンサー
起電力について
起電力についてよくわからないので基礎的なことから説明をよろしくお願いします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
私、かつては電気が大不得意だったので、教科書の説明を信じないで、自分なりに自分の言葉で理解するようにしてから、不得意が克服できるようになりました。 ということで、ここでは、 電位や電圧の単位「ボルト」を 地面の高さ「海抜○メートル」に 例えて説明していきましょう。 --- まず「電位」という言葉を覚えましょう。 「電位○ボルト」は、地図でいう「海抜○メートル」と同じことです。 海抜ゼロメートルは、どこの地点を基準にしてもよいのと同様に、電位ゼロボルトも任意の地点を基準にできます。 次に「電圧」という言葉を覚えましょう。 電圧はA地点とB地点との電位の差です。 (電圧のことを「電位差」とも言います。) だから電位Aボルトから見て電位Bボルトの方が高ければ、電圧は(B-A)ボルトといいます。 起電力とは、崖だと思ってください。 高さ○メートルの崖は、起電力○ボルトです。 それでは、簡単な回路を考えましょう。 1個の抵抗線の両端に、それぞれ9ボルト電池のプラス極とマイナス曲をつないでみます。 これで円状の回路ができましたが、これを「道路」と考えましょう。この道路には、崖と坂道があります。 電池は、9メートルの崖です。ここまではいいですね? 次に抵抗線は、下りの坂道です。 電池のプラス極につながった方の端っこが9メートル。 電池のマイナス極につながった方の端っこが0メートル。 抵抗線のところは坂道になっていて9メートルから0メートルへと、なだらかに下っています。 --- なお、起電力を発生する材料について一言。 「イオン化傾向」って授業で習いましたか? イオン化傾向が異なる物質2種類をペアにすると、そのイオン化傾向の差によって起電力が発生するのです。 化学反応が進むにつれて「電池が減って」いき、材料が全て反応しきってしまうと「電池が切れた状態」になるわけです。 --- 説明は、こんなんで良いですか? 不足があれば追加質問してくださいね。
その他の回答 (2)
- ikkyu3
- ベストアンサー率43% (535/1229)
起電力は電気回路に電気を流そうとする作用の総称です。 電池の化学的起電力 発電機の電磁誘導起電力 光電池の光起電力--デジカメの撮像素子なども 熱起電力 などがあります。 起電力の大きさを知るためには、内部抵抗で電圧降下しないように、負荷を掛けない(電流を流さない)状態で端子間で測定できます。 電流が流れている回路では、回路各部の「抵抗X電流」(オームの法則)の和が、その回路の起電力と同じになります。
- ymmasayan
- ベストアンサー率30% (2593/8599)
起電力は電気を流そうとする元になる力です。 電池や発電機だけがその力を持っています。 起電力と電圧が紛らわしいですが、自分から電気を流そうという力を 持ったものが起電力です。 起電力は電圧で表します。単位は電圧と同じボルトです。