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誘導起電力について質問があります
レールの上を導体棒が動くことによって生じる誘導起電力は ローレンツ力と電場からの力の釣り合いで説明がつきますよね? では単なるコイル内部を貫く磁束の変化による誘導起電力 もローレンツ力で説明がつくのですか? そもそも誘導起電力はローレンツ力が原因なのですか?
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電荷に加わる大元の力の源が磁場か電場かは関係ありません。 電荷が力を受け分極が発生すれば、電場と電位差は発生します。 レンツの法則で導体棒のケースが説明できるのは、 積分形式では、積分領域が運動することを 許しているからです。これにより、レンツの法則はローレンツ力 を含むことになります。 「参考」 http://homepage2.nifty.com/eman/electromag/induction.html
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- watch-lot
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#1です。 導体が磁界を横切ることによる誘導起電力はV=-dφ/dtと言う具合に、その導体の速度に比例するのです(ファラデー電磁誘導の法則)。 レール上を導体がゆっくりと動くときと、高速で動くときとは誘導起電力の大きさが違ってきます。 一方ローレンツ力ですが、これは導体の中を高速で流れる電流が直角方向に受ける力(フレミング左手の法則)ですので、これがために電場が生じるなんてことはありえません(高周波電流の表皮効果なんかは別として、導体内では電位は変わりません。これは電磁気学での常識です)。 で、誘導起電力はあくまでも起電力(電圧)であって、ローレンツ力が相手にする電流ではありません。
- endlessriver
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回路運動(変形)にレンツの法則(拡張解釈して)に適用すると、ローレンツ力が求まります。 しかしその逆は当然無理です。前者は回路運動を必然としていないが、後者は必然だからです。 すなわち、純粋?に時間変化分が両者で異なることになると思います。
- watch-lot
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>レールの上を導体棒が動くことによって生じる誘導起電力はローレンツ力と電場からの力の釣り合いで説明がつきますよね? ●おっしゃっている意味がよく判りません。 ローレンツ力とは、磁場のなかで電流が受ける力です。この場合の電流は外部から供給する電流であって、誘導起電力とは別物です。 >では単なるコイル内部を貫く磁束の変化による誘導起電力もローレンツ力で説明がつくのですか? ●誘導起電力とローレンツ力とは別の事象です。 >そもそも誘導起電力はローレンツ力が原因なのですか? ●違います。
補足
導体棒がレールの上を動くことで生じる誘導起電力Blv を導体棒の移動によって生じるローレンツ力evBと ローレンツ力で電子が偏ることにより生じる電場からの力eE がつり合うのでE=vBから誘導起電力がBlvになるという 説明もあるのですが…
お礼
導体棒が運動するからローレンツ力で説明ができる ということですね 納得しました ありがとうございます