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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:英語を訳したい。(グレアム・グリーン))

グレアム・グリーンの作品について

このQ&Aのポイント
  • グレアム・グリーンは英語の作家であり、彼の作品は人間の苦しみと神の存在を描いています。
  • 彼の小説『権力と栄光』は、メキシコにおける共産主義者による教会の迫害をテーマにしており、人間の弱さと神の力と栄光を描いています。
  • グリーンの作品はカトリックの信仰に触発されており、神の存在と死への向かい合いを重要な要素としています。

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回答No.1

こんにちは。 一応訳してみましたが、文学が専門ではありませんので、 おかしいところがあるかもしれません。 1、一方、グリーンは、下層の人間の苦しみにもっと共感を示した。 2、そして、主題として、本当なら『荒地』で皮肉っぽく取り上げる 必要のなかった、(人間の)卑しい部分を取り上げた。 この the waste land の訳に迷ったのですが、続きを読むと、 T.S. Eliot が出てきますよね。ですから、彼の詩『荒地』のこと として訳しました。この詩は風刺が効いているようですから、 意味的にもおかしくないと思います。 3、グリーンの狙いは、むしろ人間の卑しさのなかにも、神の慈悲が 存在し、「絶望から、えもいわれぬ安らぎ」を生み出すかもしれない ということを知らしめることだった。 making heavenly comforts of despair は、out of despair ということです。日本語にするのは難しいですが、「絶望から安らぎを 生み出す」というような訳でいいと思います。 4、その主題を扱うことで、グリーンは新しく見出したカトリック的な 着想の源にもっとも深く依拠することができるようになった。それを 考えると、『権力と栄光』は、彼の全ての小説の中でおそらくもっとも カトリック的で、力強い小説であろう。 draw on...は、「・・・に依拠する、頼る、基づく」という意味です。 seeing that は、considering that と似たような感じで、 「・・・ということを考慮すると」という訳でいいと思います。ここでは、 一文が長いので、後ろから訳しました。 5、この主題は、メキシコにおける近年の共産主義者による教会の迫害に 注目している。 6、とりわけ、神のいない国を象徴している共産主義者の警部と、 地位の力で神というものを象徴しているものの、お酒に目のない カトリックの司祭の人間的な対比に焦点を当てている。 by virtue of his office = by the power of his position という理解でいいと思います。 また、日本語のウィキペディアを見ると、警部ではなく中尉という訳に なっているようです。もとの本を読まないと、どっちが正しいか分かり ませんが・・・。 7、タイトルは、(カトリック版の)主の祈りに後からプロテスタント によって追加された一節、「王国と権力と栄光は汝のものだからです」 から取られたもので、エリオットの詩『虚ろな人々』のクライマックス のあとのセリフとしても用いられている。 8、グリーンがその言葉を使ったのは、自分の主な関心を表現するため であった。つまり、人間の弱さのなかで神の力がどのように作用するか、 9、そして、人間の卑しさと惨めさのなか、とりわけ死に直面したときに、 神の栄光がどのように明らかになるのか、を表したかったのだ。 この his glory は、His glory となっていませんか? 文脈からすると、ここでは神のことだと思います。 以上、少しでもお役に立てば、幸いです。

tawaponsan
質問者

お礼

シェークスピアに引き続きこちらまでありがとうございます! グリーンは私自身全然聞いたこともない名前だったので これは誰も訳してはくれないだろう・・・と半ば諦めていたのでとてもうれしかったです。 his gloryに関しては原文をみてみると、小文字でした。 今回も助けていただき本当にありがとうございました。

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