• ベストアンサー

フヒモリ大統領?

またまたスペイン語の質問です。日本人の名前や 地名を表すにはヘボン式ローマ字で書かれる場合が多いですが、向こうでは かなり変に読まれることもありえますよね。Kabukichoをフランス人に読ませたら「カビュキショ」と読むでしょう。こういう場合 Prononcez "Kaboukitchoo" と但し書きすれば ほぼ正確に読んでくれると思います。 そこで質問ですが、タイトルにもあるように フジモリ大統領を知らないスペイン語圏の人は "フヒモリ"大統領と読むかも知れませんよね。この場合のようにJをジャ行でスペイン語圏の人に読んでもらう場合は どうしたらよいでしょうか?yとかllのように読んでくださいといっても 必ずしもジャ行で読んでくれるとは限りませんものね。また ハ行の音をJを使って表すのは反則でしょうかね?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#118466
noname#118466
回答No.2

外国の地名、人名や一般の外来語は夫々の国の発音で読まれます。正しい発音は教育を受けた人やその国の人と何らかの関係を持った人のみが知ることが出来ます。庶民に期待するのは無理です。日本人は中国人や韓国人の名前を日本語風に風に発音しますね。 Fujimoriの場合、ペルーの一般の国民にとってはフヒモリ ですが、マスコミ等で正しくはフジモリだということは広く知られています。彼の愛称はchino(チーノ、つまり中国人)です。チーノは中国人、日本人、韓国人などに対して 親しみをもって時に軽蔑して使われます。(日本人は皆嫌がりますが) 中南米に限定すればFuyimoriと書けばフジモリと発音してくれるでしょうが、発音を気にして綴りを変更する人は普通はいません。 同じような発音上の間違い(自国風発音)は昔から有名なものでシーザ(イタリア語ではカエサル)があります。

noname#27172
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 そういえば 相当昔 フリオ・イグレシアスを ジュリオ・イグレシアスって読みましたよ。

その他の回答 (1)

  • taaboo1
  • ベストアンサー率18% (7/37)
回答No.1

 個人的には、ヘボン式あるいは訓令式ローマ字表記で通してしまい、必要に応じて発音についての注釈を加えるのが最もよいと思います。例えばフジモリ氏ならばFujimori/ Huzimoriと書き"judyimori"のように読めと添え書きするのです。余りにも平凡な回答でがっかりされるかも知れませんが、これが最も論理的なやり方でもあります。言語の組み合わせを変えて考えて見ましょう。たとえばJuarezという名前を英語圏の人に読ませるときにKhooarethとわざわざ綴り変えたりしないのとおなじことです。  ご質問と同様の問題に突き当たった先人の話を紹介します。昔『NHKテレビスペイン語講座』の講師を務めた東谷ヒデヒト先生(名前うろ覚えで御免なさ~い)によるスペイン語入門書(たしか講談社現代新書のどれか←これもうろ覚え、スマンスマン)に、先生自身の氏名の表記について述べたくだりがあります。ヒの音が3回も入っている豪勢な(?)名ですが、Higashinani Hidehito と書いてスペインの人に見せると「このHは英語のように読めばいいのですね」という具合に確認してくれるそうです。ちなみに同じ本の別の箇所では、俳優のJohn Wayne が昔はフアン・バイネと呼ばれていて、誰のことかわからなかった話が出てきますが、同時に今の情報化時代の人は平然とジョン・ウェインと原音読みしているとも述べています。結論として、発音と綴りとは言語ごとに独自の規則によって結びついているのであって特に気にする必要はないと言うことができそうです。  しかし一方で個人的には、ハ行をJで表記することも個人の自由であり反則でも何でもないと思います。声優の井上真樹夫さん(フランス語の達人だそうです)がMaquioと署名しているのをアニメ雑誌か何かで見たことがありますし、やはりフランスで活動する日本人(画家だったと思うが絵画には詳しくないので違ってたら勘弁)の荻須氏・藤田氏が自らの名をそれぞれOguisse, Foujitaと書いた例もあります。かく云う私も、名前にhiatus(母音衝突)があるので後の母音字の上に分音符( " )を打っていたらイギリス人の先生に「君は言語学者だな」と笑われましたが(若気の至り)、特に訂正を命ぜられることはありませんでした。  結局は、固有名とそのスペリングは一体のものであるという原則で通して構わないのではないでしょうか。 もしあえて厳格に考えるならば--ここから下は余談かも知れませんが--例えば「うに」はヘボン式・訓令式共通でuniと表記されますがこれも、これも日本語の正しい発音で読んでもらえない綴りであると”屁理屈”を考えることが出来ます。なぜならスペイン語を含む多くの言語でuが唇を円く突き出す音を表すのに対し日本語のウがそうでないからです。丸いウと丸くないウを区別する韓国語のローマ字表記を例にとると、前者をu、後者をeuと書くことがあります。また、日本語のニがイタリア語・ポルトガル語の正書法でそれぞれgni/ nhiと書かれる音であることにも(スペイン語では…う~ん書けない)異論はあるまいと思われます。  余談ついでにもう少し。Ikebukuroを英語圏の人に見せたらアイキバキュロウと発音したとか(綴りを知らないと日本語名復元困難)。Tokyoをトカイオウと読む人もかつては普通だったらしい(もう笑うしかない)…以上です。長々と失礼しました。

noname#27172
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >なぜならスペイン語を含む多くの言語でuが唇を円く突き出す音を表すのに対し日本語のウがそうでないからです。 "ウ"の音はUで発音してもらっても 日本人には気付かない人も多いでしょう。フランス語のeとeuの間の音に近いと説明するまでもないと思われます。日本語の「ヒ」だって 英米人にドイツ語の「chi」に近い音だと説明するまでもないでしょう。 そういえば 「広島」はドイツでは よく Hiroschimaって表すんですよ。「米原」はフランスでは Maibaraのiの上にトレマを付けたりします。

関連するQ&A