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微分した理由とP(a)とP'(a)の比較について
- 回答者は微分をすることで未知数Aを消すことができるため、微分したのです。
- 微分が1回だったのは、未知数がAとBの2つだったためです。
- この回答では、P(a)とP'(a)を2通りに分けて考え、数値を比較しています。
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問題の「解答」をきちんと書いてないでしょう? 何を前提として何を導きたいのかが ごちゃごちゃになってる #だから,No.1の「回答」も混乱してる? >P(a)=aA+B、P'(x)=A P(a)=aA+B、P'(a)=A の間違いでしょう. 解答を整理しましょう. ついでに少しだけテクニックを P(x)=(x-a)^2・Q(x)+A(x-a)+B ・・・(1)#この一次式のおき方がこのときの定石 とおく P(x)=x^n-xna^(n-1)+(n-1)a^n なので P(a)=a^n -na^n + (n-1)a^n =0 一方,(1)より P(a)=B したがって,B=0 次に, P'(x)を考えると P'(x)= nx^{n-1} - na^{n-1} なので,P'(a)=0 (1)より P'(x)=2(x-a)Q(x)+(x-a)^2Q'(x)+A なので P'(a)=A したがって,A=0 よって P(x)=(x-a)^2・Q(x) つまり,P(x)は(x-1)^2で割り切れる 微分をするというのは実はよくやる手で 理由はいろいろありますが,今回は 定数項が消える(Bが消える,決してAではない)ことです. そうすることで,考える対象がへることが期待できます. #ほかにも「次数を下げて計算が簡単になることを期待する」場合もあり, #次数下げは本質的には「近似」ですが #そもそも微分というもの自体が関数を接線で近似させるという手段です. これが質問1への「回答」 >質問2:この回答がやっているのは、P(a)とP'(a)を2通りに分けて考えて数値を比較しているという解釈でいいですか? そう.未知数が二つあるから,二つの式をつくる その過程で「同じものを二つの方法で表して方程式を作る」のを二回やってるのです. 実は以下のようなことが知られています. 多項式P(x)が(x-a)^2で割り切れるための必要十分条件は P(a)=P'(a)=0 です.因数定理の発展形です 証明はきわめて簡単。というかこの問題の解答とほとんど同じ P(x)が(x-a)^2で割り切れれば P(x)=(x-a)^2 Q(x)とかけるのでP(a)=P'(a)=0 逆にP(a)=P'(a)=0だとすれば P(x)=(x-a)^2・Q(x)+A(x-a)+B とおけば P(a)=0よりB=0 P'(a)=0よりA=0 だから P(x)は(x-a)^2で割り切れる もっと一般に 多項式P(x)が(x-a)^nで割り切れるための必要十分条件も 微分を使って表現できるし その証明は本質的には上のと同じで 帰納法を組み合わせるだけです.
その他の回答 (1)
>問題:P(x)=x^n-xna^(n-1)+(n-1)a^n(n≧2)・・・*が(xーa)^2で割りきれることを示せ >回答はP(x)=(x-a)^2・Q(x)+Ax+Bとおいて >P(a)=aA+B、P'(x)=A >*についても >P(a)=0、P'(a)=0と求めて、A=B=0と導いてました。 >この回答について質問です。 >質問1:どうして微分したんですか? >(2つの未知数のうちのAが消えるからですか?) >また微分が1回だったのは未知数がAとBの2つだったからですか? P(x)=(x-a)^2・Q(x)+Ax+Bとおいたから, A=B=0にするように解答方法をする必要があるからです. ==================================================== 仮に,問題:P(x)=x^n-xna^(n-1)+(n-1)a^n(n≧2)・・・*が (xーa)^2ではなく,(xーa)^3 で割りきれることを示せ としたら, P(x)=(x-a)^2・Q(x)+Ax^2+Bx+Cとおく必要があり, その際, P(a)=0、P'(a)=0,P’’(a)=0と求めて、A=B=C=0 とする必要があります. ==================================================== >質問2:この回答がやっているのは、P(a)とP'(a)を2通りに分けて考えて数値を比較しているという解釈でいいですか? 2通りではなく,必ず2つ必要なのです. 何故ならば,判らない変数がAとBと2つあるからです. 変数の数に応じて,方程式が必要です. P(x)が(x-a)^2で割り切れるということは, P(x)=(x-a)^2・Q(x)+Ax+B P(a)=(a-a)^2・Q(x)+Aa+B =0*Q(x)+Aa+B =Aa+B この問題で重要なことは, 重要なことは,P(x)のなかで,(x-a)^2・Q(x)という項が,x=aの時、0*Q(x)=0となることを利用しているのです. 割り切れなければならないので,Aa+B=0という方程式が1つ出来ます. これだけではAもBも判らないので, 微分する必要があるのです. P'(x)=2(x-a)Q(x)+(x-a)^2Q'(x) + A P'(a)=2(a-a)Q(x)+(a-a)^2Q'(a) + A P'(a)=A=0である必要があります. すると, Aa+B=0にA=0を代入すると,B=0となります. つまり,P(x)=(x-a)^2・Q(x)という形式になるので,P(x)は(x-a)^2で割り切れる.と言えるのです. ==================================================== 最初は何をやっているのか不思議に思うでしょうが, 慣れることです. 決して苦手意識を持たないこと,そして自分を卑下しないことです. 頑張ってくださいね^^
お礼
ありがとうございます。わかりやすかったです
お礼
回答は全部載せたほうがよかったですかね・・・・・・ ありがとうございました。