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衛星の落下前に逆噴射するようにはできないの?
最近、コントロール出来なくなって落下してくる衛星が話題になっていますが、逆噴射の燃料を少し残しておけば地上からのコントロールで落下の時間、位置をある程度決められるように思うのですが、実際には難しいのでしょうか? 海の中に落下するようにして、その地域と時間を公表すれば、問題はないと思うのですが、どうなんでしょうか?
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それが出来るなら、しているのでは、出来ないから、落下するのです。 それに、おそらく、10年、20年、30年前に上げた衛星が落下するのです。 ですから、意見を述べるときは、その当時のお気持ちになり、考えるとよいでしょう。 とうじ、衛生が宇宙上にとどまることだけで、手一杯だと思いますよ。
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- mazeran
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他の皆さんも書かれておられるように、不可能ではないが難しい(現実的ではない)と考えられていたのでしょう。 コストや信頼性の問題が大きいと思います。 申し訳ありません。あとは余談になりますが、コントロールして落とすより、地表に届くまでの大気中ですべて燃えてしまう設計にした方が効率は良さそうに思います。 過度の負荷がかかると細かく分裂するようにすれば、「塊」として落下することはほとんど無くなると思います。 あとは「耐熱材料」の問題だけですが・・・。 役目を終えて役に立たなくなった物に、わざわざお金をかけて燃やすなど、一般的な製造物では考えないことです。 害を被る確率を100から引いて、「害を被らない確率」を単に信じようとしているだけでしょう。 「コントロールできる機能を付加する」と言う『保険』を掛けるより、何かあったときに賠償する方が安いと考えたのかも知れません。
- Kunfu
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現在お掃除衛星の研究がされています。 地球の周りには10cm以上の大きさの宇宙ゴミ(スペースデブリ)が15000個もあって、その軌道は全部把握されています。 地上に落ちなくても国際宇宙ステーションには大きな脅威です。 時々、衝突を避けるため軌道を変えています。 ロシアのエネルギア社はデブリ除去ビジネスに進出することを考えているという報道も一昨年ありました。 地上にまで燃え尽きないで落ちそうな衛星を安全な場所に落とす商売です。 日本のJAXAも同じような衛星の開発をしています。 とくに低軌道の大型デブリ150個ぐらいが問題で、10年以内には全部海に落とすようになると思います。 イギリスやフランスもスペースデブリ削減のために、設計、製造、運用管理の規格提案をして努力しています。 ところが、2007年中国は運用終了した気象衛星を標的として衛星破壊兵器の実験を行い、一気にスペースデブリの数を増やして世界中から非難されました。 まったく迷惑な国です。
今問題になっているのは、国際条約で制御落下を義務づける前に打ち上げられた物です。 当時はそんなことまで気にしていなかったし、コスト的にも割に合わなかったのでしょう。
- ae-1sp
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今でこそソーラーパネルで人工衛星は発電していますが、一昔前は原子力電池(核電池)使っていたからそんな奴らも大気層で燃えていた訳です。すごいですね~~特にロシアなんかは原子力電池付きのスパイ衛星バンバン上げて打ち上げ失敗や焼却処分していたんですから、そりゃ大気も汚れるわね。 ちなみに用済みに成った原子力電池は現在はツンドラ地帯に野ざらしです。 知らぬが仏・・・・
- ae-1sp
- ベストアンサー率41% (226/546)
静止軌道上の衛星は判りませんが、上空400km圏内を周回している衛星は先の方も書かれているとおり、用が済むんだ衛星は大気圏に突入させて燃え尽きさせるのが基本です。そうでないとただでさえ多いゴミが増えるだけ・・・燃え尽きるように設計されている。 話題には絶対上がりませんが、スパイ衛星の寿命は短いものだと3ヶ月ぐらいです。 低空を飛行する分寿命も短い。当然大気層で焼却処分です。 今はカメラの性能も上がっているのでもっと持つかもしれませんけど・・・ ちなみによく言う大気との摩擦熱で燃える。というのは間違いです。 正確には断熱圧縮による温度上昇により燃え尽きます。 高速で落下する物体の先端に大気が集まり、圧力が高まり温度も上昇します。 通常なら大気に拡散しますが、高速のため排熱が追いつかず温度上昇を続け高温に成るわけです。 摩擦熱では有りません。
- under12
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普通に考えましょう。制御できないから落下するんですよ。 逆噴射する事が可能だとしても、大気圏からの落下を緩和できるほどのエネルギーならば、 その噴射した事で計算しづらくなるのではないでしょうか? また、そのための燃料を わざわざ確保している事で被害がより大きくなる可能性も考えられます。
- Tacosan
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未確認ですが, ちょっと調べたところ「現在」はそうなっているようです (何らかの条約があるっぽい). 尤も, 「コントロール出来なくなって落下してくる衛星」については「地上からのコントロールで落下の時間、位置を決める」というシステムが組んであっても関係ない話になっちゃうけどね.
- Willyt
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衛星を周回軌道に乗せるには膨大なエネルギ-が必要で、その設計ではグラム単位の重量軽減が試みられますから、寿命が尽きて落下するときの燃料まで持って行くことはまず考えられないでしょう。それよりも、全てのパーツが燃え尽きるように設計しておく方が効果的でしょう。