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信号線間にグランド線を入れた時のクロストーク
クロストークについて調べている時に、マイクロストリップ線路において、2本の信号線の間にグランド線を入れることで、クロストークを小さくすることができるという記述があったのですが、どうして小さくなるのかの詳しい記述がありませんでした。 理論や実験結果が詳しく記載されている書籍か論文があれば教えていただけないでしょうか。 また、理論がわからなくともシミュレーションから予想はできると考えましたが、シミュレーションを行ったところ、容量成分によると思われるクロストークはちいさくなりましたが、誘導成分によると思われるクロストークが大きくなり、結果として、クロストークが増大しました。 これについても原因を教えていただきたいです。 よろしくおねがいします。
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- tance
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Transmission Line Design Handbook Brian C. Wadell ISBN 0-89006-436-9 とか High Speed Signal Propagation (Advanced Black Magic) Howard Johnson, Martin Graham ISBN 0-13-084408-X などは完璧な書籍と思います。 シミュレーションは3次元電磁界解析のできるシミュレータで行ってください。 どのような寸法関係でシミュレーションをしたかに拠りますが、GNDと思っている導体がL成分を持っていると 思われます。Cによるクロストークが減って、Lによるクロストークが増えたのは、たまたまその寸法では そうなった、ということでしょう。 他の方の回答にもありますが、シミュレーションをする前に、概略の電気力線が目に浮かぶようにならないと シミュレーションの結果を正しく解釈することができないと思います。
- misawajp
- ベストアンサー率24% (918/3743)
近頃は何かと言うとシミュレーションと短絡思考する者が多くなりましたね アナログ回路をきちんと理解することが必要です(高周波回路の実務も) シミュレータのモデルがどのように構成されているかを理解していなければ、まともな結果を得られないことも念頭に置かれますことを