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参考文献の著作権についての疑問
- 本の最後にはよく参考にした一覧が付いていますが、著作権者に連絡を取っているのか?
- 他人の本を参考にした場合、著作権は発生するのか?
- 言い伝え自信には著作権がないと思われるが、他の資料を参考にする場合はどのようにされているのか?
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質問者が選んだベストアンサー
1.参考文献のタイトルだけをずらずらと並べている場合でしたら、どこにも誰にも連絡などしていません。 タイトルには著作権はありませんから。 また、書籍の中に誰かの著作を引用する場合、引用であることを明確にし、何の本からの引用であるかを明記すれば、著作権法にひっかかりません。 そのための「参考文献一覧」です。 私は大学時代に論文やレポートをいくつか書きましたが(そのうち1篇は雑誌に載りました)、引用や参考にした本(論文)の著者に連絡など一切していません。 2.その昔話の知名度と、オリジナリティによるでしょう。 たとえば、少し古い書籍になりますが、『ざ・ちぇんじ』という小説があります。これは「とりかえばや」という昔話を、現代風の言葉で翻訳した小説です。 あるいは「桃尻語訳」というシリーズがあります。これも古典文学を現代の若者言葉に置き換えて翻訳したシリーズです。 こういう作者のオリジナリティあふれる作品を参考にしたと誰にでも分かる形でまとめ、「参考にした」ということを全く記載せずに出版したら、著作権に引っかかるでしょう。 そうではなく、ごく一般的な古典の現代語訳を自分なりにまとめるのであれば、著作権には引っかからないと思います。 その著者以外に誰も研究していないような「昔話」「言い伝え」であれば、その著書をみてまとめたことが明白ですから、何の断わりもなくまとめたものを載せれば問題が発生するかもしれません。 いずれにしても、「私はこの本を参考にまとめました」と明記すれば、何も問題はありません。 誰の本も参考にせず、さも自分で考えましたというフリをして、他の方の著作をまとめたり、引用したりするのが問題なのであって、きちんと出所を明記すれば、著者に断わりなく引用やまとめを自分の著作に載せても問題はありません。
お礼
解答有り難うございます。 長い間の疑問が解決し、大変助かりました 有り難うございました