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赤外分光法

解析学を学び始めたばかりで分からないことだらけなのですが、赤外分光法を使って有機物以外を調べる場合(たとえばA型のゼオライト)スペクトルの波数はどのように見たらよいのでしょうか。 色々なページを見ましたがほとんど炭素の結合関係なのですが、波数の数値は何を見て比較すればよいのでしょうか。 教えていただければ幸いです。

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noname#173242
noname#173242
回答No.2

>波数の数値は何を見て比較すればよいのでしょうか。 これについては文献などを見て、としか言いようがありません。多くのwebサイトや教科書類などは、有機系の物質が主に扱われていますので・・・。文献検索などをすれば有機物以外のものも多く出てきます。 >スペクトルの波数はどのように見たらよいのでしょうか。 どのように見るのか、というのが難しい質問なのですが・・・。 質問者様が述べられているゼオライトについて、自分の知っていることを分かる範囲で答えます。 例えば、ゼオライトは酸性OH基、すなわちSi-(OH)-AlのOHの部分、を持っています(プロトン型ゼオライトの場合)。そしてこのOH基はIRにおいて、3610cm-1付近にピークが観察されます。(これについてはゼオライトの分野ではごく一般的に知られております。)つまりあるゼオライトについてIR測定を行った場合、このピークが観察されれば、そのゼオライトは酸性OH基を持っていることが分かります。 では観察されなければどうなのか、というと、OH基の部分がほかのものになっている、ということが分かります。すなわち、ゼオライトのOH部分がSi-(ONa)-Alなど、Naなどに置き換わっているということです。 ゼオライトの分野では、IRはこのような使われ方をします。上記に述べた以外にも、B酸点、L酸点の量を求めるために使われたりもします。

bluetit007
質問者

お礼

お礼が遅れてしまいすいません。丁寧な解説ありがとうございます。 解析学をはじめて本当に数日しかたっていないので頭がこんがらがってしまい質問も支離滅裂で申し訳ありませんでした。もっと文献をあさって詳しく調べてみます。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • linok
  • ベストアンサー率20% (3/15)
回答No.1

赤外分光法の測定原理を学んでください。 測定が可能なもの、不可能なものが分かってきます。

bluetit007
質問者

お礼

勉強不足で基礎的なことも分からず、申し訳ありません… もっとちゃんと教科書を読みなおします。 回答、ありがとうございます。

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