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赤外分析法について

赤外分析法は有機化合物の構造解析に有効とある書籍にあったのですが、無機化合物など他の物質の解析をするとどうなるのでしょうか? 普通に解析できるのか、それともできない物質もあるのでしょうか? 詳しい方回答の方宜しくお願いします。

みんなの回答

  • tankuio
  • ベストアンサー率30% (17/55)
回答No.2

参考にならないと思いますが・・・。 一応、無機化合物にも特有の吸収スペクトル(指紋領域というやつです)はあります。 ただ、有機化合物にしろ、、無機化合物いにしろ、その物質を同定、特定することはなかなか困難です。 測定したことがあるものでしたらそれを見比べればいいだけですが、新規な化合物や、スペクトルデータがない化合物を測定した場合、含有金属類や官能基を特定できるにすぎません。 個人的にはIRで化合物の同定・特定できるのはその道のプロしか出来ないと思っています。

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noname#160321
noname#160321
回答No.1

>有機化合物の構造解析に有効 これは三十年以上前の常識です。 現在はGC/MS、LC/MS、さらにGCやLCのMS/MS(時にはさらにもう一つ/MS)で超精密な元素分析、フラグメント分析。 超伝導磁石を用いた600MHz以上の分解能の1H、13C、1H-13Cコリレーション(COSY)、NOESY、緩和時間分析などの多次元分析…をFTNMRで行う事で高分子(酵素)の構造まで測定可能です。 今、赤外線分析もマイケルソン干渉計を使用したFTIRとなって飛躍的に高分解能高精度になりましたが、そこから得られる情報は「同定」「確認」がほとんどです。 なお、無機の分野であまり使われないのは、分子や結晶系の対称性が高いため「見えない」(遷移禁制)吸収が多いためだと、私は勝手に理解しています。 鉱物に至ってはまるで吸収がないか不透明か…。

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