いつも不思議に思っていることがあるのですが
例えば次のような文章、
Troops were swiftly called in to put down the riot .
このような文章の説明箇所に熟語として、
put ... down / ...を鎮圧する
と書かれているのですが、だとしたら
Troops were swiftly called in to put the riot down
というのが正しいということになるのではないでしょうか?
前置詞で文章が終わると違和感があるから倒置されているのでしょうか?
なにぶん英語学習初級者なのでくだらない質問のように感じるかとは思いますが、よければ教えていただけるとありがたいです。よろしくお願い致します。
ついどちらでも良いような気がしてしまいますが、実際にはどちらか一方が優先されます。
put down the riot を put the riot down とは普通は言いません。put down という言葉のつながりが重視されます。(名詞が代名詞の場合は別)
ところが She put the books down on the table. や We put the trip down as a business expence. や Let's put this disaster to inexperience. という場合には down が後に来る方が普通です。down on, down as, down to というつながりが重視されるのでそうなります。
この両方をごちゃ混ぜにしてどちらでもよいと理解するのは間違いです。
このput downは、「句動詞」で、「他動詞 + 副詞」の組み合わせです。
つまり、downは副詞なので、文尾に置いても問題ないことになります。
例えば、put on a hat → put a hat onの場合もこのonは、副詞です。
ただし、名詞が代名詞の場合は、put it onの順序です。
put down~かput ~ downかは、その文を読むときの口調によるそうです。
look at~のような場合は、自動詞 + 前置詞なので、look~atとすることはできません。
どちらも正しい文だと思います。
もともとは後者の方の表現だったのだけれども、put down という連続した表現で1個の他動詞のように用いられる用法も出現したのだと思われます。
辞書には put down というように連続させた組み合わせで、それが他動詞として用いられるという表示があります (参照した辞書は 「スーパー・アンカー英和」 第2版 です)。
このような例は非常に多いように思います。たとえば take ... out という表現はそれはそれとして用いられますが、take out ... として take out を1個の他動詞のようにみなす使い方も出来ますし、ついには takeout とつなげて名詞にもなってしまいました。
お礼
文章全体のバランスですか! いままで考えてみたこともなかったことなので驚きと共にすごく感心しました なるほど~ まだ続きがあるんですよ的なしゃべり方は日本語でも当然ありますものね とてもためになりました 今後の学習にも生かせる知識なのですごく感謝しています ありがとうございました!