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新約聖書の歴史的意義
新約聖書といえばキリスト教で使われる書物ですが、歴史的にはどのような意義があるのですか?
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- oikonomas
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回答No.2
良くも悪くも現代文明を築く基礎となりました。 新約聖書が伝えようとしているものは福音、 すなわち、喜ばしい知らせです。 福音について聖書自身がこれは異邦人、すなわち、 信じない人々にとっては「愚かなもの」「アホらしい もの」だが、信じる者にとっては「神の知恵、力」 だと。 歴史を学習すると、人間は聖書の言葉を用いて 戦争、侵略を繰り返してきました。 最近ではブッシュ大統領が、イラク侵略戦争を開始 するに当たり、「我々に味方するのか、逆らうのか」(マタイ伝 12章)と聖書を引用しました。 聖書は刃物と同じで役にも立つし、殺人にも使えます。
- fujic-1990
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回答No.1
新約聖書は、神様と約束する(約束できる)相手を、従来の「ユダヤ民族だけ」から、「全ての民族に」に広げるきっかけといいますか、広げることを正当化する基盤となったものです。 ゆえに歴史的には、以後、神の恩寵を世界に広める、異教徒を邪教から救済するというスローガンの下で、世界征服が行われることが正当化され、海外侵略が推し進められるようになっていく方向に歴史を方向付けた、という意義があると考えています。