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抑うつと不安の関係
抑うつ傾向にある人は,物事を悲観的に見る傾向があると思うのですが,不安になりやすいとか,抑うつと不安は関係ない,とかはあるのでしょうか. なんとなく関係はあるような気はするのですが・・・ よろしくおねがいします.
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#2です。 うつ病発症のメカニズムとして、脳から体や心に対して発する命令は、神経伝達物質やホルモンなどを仲介しておこなわれますよね。この神経伝達物質の中で 「セロトニン」 と 「ノルアドレナリン」 というものがあります。(ご存知と思います。)脳内の神経細胞からセロトニンやノルアドレナリンが放出されると、それを 「受容体」 が受け取り、心が元気になる情報を伝達していきます。しかし何らかの原因で神経細胞からの放出量が低下すると、脳内のセロトニンやノルアドレナリンの量が低下して受容体が受取ることができなくなります。すると心に元気を伝えることができなくなり、憂うつな気分になり、それが長期間続くとうつ病になると考えられています。 ですから、抑うつ傾向のある方でも、その人にとっての過度のストレスを受けなければ、うつ病は発症しないと考えられているのです。 自分にとって過度のストレスと感じれば「なりやすい」、自分にとってあんまりストレスと感じなければ「なりにくい」、ということです。 では。
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- necson158
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こんにちは。 「抑うつ」という概念ですが、過度に「落ち込んだ」状態を指す医学用語です。 例えば上司にしかられた従業員は「うつ」になりますが、短期間で回復し元気になります。その状態が長く続くようであれば「抑うつ状態」と表現されることになります。 抑うつ状態については周囲が「何かいつもと違う、妙だな」と感じた際発覚することが多くて、症状としては「朝起きられない」「仕事の能率が下がる・仕事への意欲に欠ける」「眠れない・熟睡感が得られない」「食欲がない・味がしない」「ため息をつく・涙もろい」「自殺願望をほのめかす」などですが、本人にも病識がないこともあります。 必ずしも悲観的に物事を考えるというわけではなく、どちらかというと完ぺき主義できっちり何事でもおこなう人の方が罹患しやすいといわれています。 ご参考になるといいのですが。
お礼
アドバイスありがとうございます. 実はちょっと焦って「抑うつ」をよく調べないまま, 自分の記憶に頼って質問文を書いてしまったので, 間違い(?)を指摘していただけてよかったです. このお礼を書き終えたらちゃんと調べますf(^^; 抑うつ傾向の方でも不安になりにくい方,なりやすい方,と分かれるのかな,と思ったので質問を出してみました.もしご存知でしたらお教えください. ありがとうございました.
- kaori_china
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関係あると思います。 実際私は抑うつと奮闘中ですが、おっしゃっている通り、抑うつの人は物事を悲観的に見る傾向があります。だから不安になりやすかったり、パニックになりやすかったりします。 色々自分の病気について調べて1年になりますが、自分の経験をあわせて考えても、抑うつと不安は関係あると思いますよ。 抑うつというのはつまり「落ちている」状態ですので、感情的にも抑制がきかなかったり、また、身体的にも免疫能力が落ちたりします。 何かお役にたてば幸いです。
お礼
アドバイスありがとうございます. 今,心理学を勉強中なのですが,ふと 抑うつ傾向の方は不安になりやすいのかな,と思って いろいろ調べ始めたのですが,両方を扱っている 文献はあまりないようなので,みなさんにお伺いしようと思ったのです. みなさんの経験から教えていただけたらいいな,と思っていたので,kaori_chinaさんから教えていただけて とってもためになりました(^-^) ありがとうございました.
お礼
もう1ヶ月も経ってしまってすみません(>_<) ありがとうございました。 やはりその人なりのストレスがあるんでしょうね。 遅くなってしまって申し訳ありませんでした。