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微分の公式の導き方

[f(x)^n]’=n[f(x)]^(n-1)*f’(x) f(x)のn乗の微分=nかけるf(x)のn-1乗かけるf(x)の微分 (わかりにくくてすみません) の証明方法を教えていただけないでしょうか? よろしくお願いします。

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  • ONEONE
  • ベストアンサー率48% (279/575)
回答No.1

[1]合成関数の微分の証明 y={f(x)}^n=g(u)、u=f(x) Δy=g(u+Δu)-g(u)、Δu=Δf(x+Δx)-f(x)とおくと Δx→0のときΔu→0なのでΔu≠0(*)のとき dy/dx=lim[Δx→0]Δy/Δx=lim[Δx→0](Δy/Δu)・(Δu/Δx) =lim[Δu→0](Δy/Δu)・lim[Δx→0](Δu/Δx) =(dy/du)・(du/dx) ={df(x)^n/df(x)}・{df(x)/dx} ={f(x)^n}´・f´(x) (*)Δx=0のときは知らんぷりでいいいと思うが。 [2]{f(x)^n}´=n・{f(x)}^(n-1)の証明 また微分の定義式から f(x)=uとおいてn∈Nのとき {f(x)^n}´=lim[h→0]{(u+h)^n-u^n}/h ここで (u+h)^n-u^n=(nC0・u^n・h^0+nC1・u^(n-1)・h^1+・・・+nCn・u^0・h^n)-u^n =nC1・u^(n-1)・h^1+・・・+nCn・u^0・h^n ゆえに {(u+h)^n-u^n}/h=n・u^(n-1)+・・・+nCn・u^0・h^(n-1) →n・u^(n-1)  (h→0) したがって{f(x)^n}´=n・{f(x)}^(n-1) n∈Nのときのみやりましたがn∈Z、n∈Qのときも教科書に載ってるから。

stripe
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 よくわかりました。 参考にさせていただきます(^^)

その他の回答 (4)

  • i536
  • ベストアンサー率32% (75/231)
回答No.5

f(x)>0の場合、対数での微分はどうでしょうか? y=f(x)^nから、 ln(y)=ln(f(x)^n)=n*ln(f(x))---(1) 式(1)の両辺をxで微分すると、 y'/y=n*f'(x)/f(x) ∴y'=n*(f'(x)/f(x))*y=n*f'(x)*f(x)^(n-1).

stripe
質問者

お礼

対数での微分もできるんですね~ 二かいも解答してくださってありがとうございます。

回答No.4

単純に微分の定義に戻ってやったらどうですか。 強引すぎますかね? 間違ってはいないと思いますが。 f(x+h)^n-f(x)^n=[f(x+h)-f(x)]*[f(x+h)^(n-1)+f(x+h)^(n-2)*f(x)+f(x+h)^(n-3)*f(x)^2+・・・・・・+f(x+h)*f(x)^(n-2)+f(x)^(n-1)] [f(x+h)^n-f(x)^n]/h={[f(x+h)-f(x)]/h}*[f(x+h)^(n-1)+f(x+h)^(n-2)*f(x)+f(x+h)^(n-3)*f(x)^2+・・・・・・+f(x+h)*f(x)^(n-2)+f(x)^(n-1)] ここでh→0の極限をとれば [f(x+h)-f(x)]/h→f’(x) f(x+h)^(n-k)*f(x)^(k-1)→f(x)^(n-1)でこいつが全部でn個ある したがって [f(x)^n]’ =(lim(f(x+h)-f(x))/h)*lim(f(x+h)^(n-1)+f(x+h)^(n-2)*f(x)+f(x+h)^(n-3)*f(x)^2+・・・・・・+f(x+h)*f(x)^(n-2)+f(x)^(n-1)) =f’(x)*[nf(x)^(n-1)] =n[f(x)]^(n-1)*f’(x)

stripe
質問者

お礼

どうもありがとうございます。 微分の定義による証明ですか! 参考にさせていただきます(^^)/

  • coji314
  • ベストアンサー率27% (3/11)
回答No.3

#1、#2の積の微分と帰納法を用いる方法以外では、 定義に従って微分するとき、二項定理を用いて展開する方法があります。 例えばn=3のときで考えると (limは省略します。) f’(x)=((x+h)^3-x^3)/h =((x^3+3x^2・h+3x・h^2+h^3)-x^3)/h =(3x^2・h+3x・h^2+h^3)/h                      ・・・(1) =(3x^2+3x・h+h^2)                      ・・・(2) =3x^2 となりますが、 n=4以上でも 展開するとx^nの項が消え・・・(1) hが1回ずつ約分でき・・・(2) 必要なところ以外はh→0で消えることになるわけです。 パソコン上だと指数がみにくいですが、 n=4あたりでやってみると分かると思います。 疑問があれば聞いてください。

stripe
質問者

お礼

どうもありがとうございます。 定義での証明もできますね! 色んな証明がありますね~。 参考にさせていただきます。

  • i536
  • ベストアンサー率32% (75/231)
回答No.2

帰納法はどうですか? (f(x)^n)’=n*(f(x)^(n-1))*f'(x) ---(1) n=1のとき、 (f(x)^1)'=f'(x)=1*(f(x)^(1-1))*f'(x)---(2) 従って、式(1)で成立する。 n=kのとき、式(1)が成立すると仮定する。 すなわち、次式(3)が成立すると仮定する。 (f(x)^k)’=k*(f(x)^(k-1))*f'(x)---(3) すると、n=k+1のとき, (f(x)^(k+1))' =((f(x)^k)*f(x))' =(f(x)^k)'*f(x)+(f(x)^k)*f(x)' ---積の微分公式より =k*(f(x)^(k-1))*f'(x)*f(x)+(f(x)^k)*f(x)'---仮定(3)より =(k+1)*(f(x)^((k+1)-1))*f(x)'---(4) となって、式(1)が成立する。 以上から、すべての n>=1 について、下記が成立する。 (f(x)^n)’=n*(f(x)^(n-1))*f'(x) .

stripe
質問者

お礼

ご回答有り難うございます。 いろんな角度からものを見れるとよいですよね。 帰納法での証明、参考にさせていただきます。

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