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ローマ字とは何なのか? 国際的な使われ方やローマ字の方式について知りたい
- ローマ字はアルファベットではない他国の言葉を表現するために作られた文字です。どの国が作ったか、どの方式を使っているかについて知りたい。
- ローマ字の方式は複数ありますが、国際的に最も基本的なのはヘボン式です。ヘボン式では『りゅ、りゅう』を表現しますが、長音をあえて表現しないのは実際の発音に近いためです。
- ローマ字の基準となったのはラテンアルファベットです。ラテンアルファベットを基にして他国の発音に応じた文字を作り、それがローマ字として使われています。
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ローマ字は元々存在している50音の仮名の配列に無理やり組み込んだものです。 つまり、取引国の言語を使って出来るだけ日本語のものを伝えようとしたのでしょうね。
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- phj
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ローマ字は「日本語をアルファベット(ABC)で表記する為のもの」で日本と韓国にしかありません。 また韓国語の発音は日本語と違いますので、ローマ字の表記法も名前こそ「ローマ字表記法:한글을 로오마 자로 적는 법」ですが、変換ルールが全く違います。 その他の国でアルファベット以外の表記をする国には、日本語のローマ字と同様のものがあります。たとえば中国ではピンインと呼ばれるものがそれに該当します。 日本のローマ字は読んで字の如く、ローマ字=ラテン文字として日本語をアルファベット表記して発音する為に開発されたものです。古くはポルトガル人宣教師が日本に布教する為に、日本語をアルファベットで表記して日本語として講話をするために作られたものが最初になります。 ただこれは外国人宣教師が利用するもので、あまり一般的ではなかったようです。次にローマ字がもう少し普及するのは、江戸時代出島が出来てオランダとの交流が盛んになり日蘭辞典などが出来た頃になります。この頃の西欧は貪欲に海外の知識を吸収した為、日本語を西洋に紹介するツールとして、利用されたようです。ただし、言葉としては長崎通詞が日常的に話す長崎弁が主であり、当時の標準語である江戸言葉(または浄瑠璃言葉など)ではなかったようです。 ローマ字が「ローマ字」として、成立するのは1867年明治維新の前年、ジェームス・カーティス・ヘボンが英語発音を基準にヘボン式を考案してからになります。ただ、英語を基準にしている為、日本語との相性が悪く、様々な意見があったのを1937年に訓令式ローマ字として政府が定めることで、一律のルールに基づくようになります。 現在のパスポートなどが訓令式ローマ字を基本にしているのは、このような経緯があるからです。 ちなみに、アルファベット(実はアラビア文字もアルファベットというのでこれも語弊があります)以外の文字を使う言語にはギリシャ語(ギリシャ文字)、アラビア語(アラビア文字)、中国語(漢字)、タイ語(タイ文字)、ロシア語(キリル文字)、チベット語(チベット文字)、モンゴル語(モンゴル文字)などがあります。 逆に独自の言語でありながらアルファベットで表記するのは、ベトナム語・マレー語・タガログ語(フィリピン)などがあげられます。 これらの文字は植民地時代にラテン文字化されたもので以前はベトナム語においては漢字、マレー語などではアラビア文字の拝借字などを利用していました。 ちなみにベトナム語のローマ字表記はクオック・グー(越:Chữ Quốc Ngữ/国語)と呼ぶそうです。 モンゴル語はロシアと国境を接している為、ローマ字の表記法よりもキリル文字(ロシア語)による表記法が確立されており、ローマ字で表すにはモンゴル文字→キリル文字→ローマ字という順番で転記するのが正しいのですが、どうも最近はインターネットなどでのローマ字の必要性からモンゴル語からローマ字に変換する転記法も確立されているようです。 ということで、ローマ字転記法はアルファベットを使う言語以外の言語全てにあり「ローマナイゼイション(ラテン文字化)」と呼びます。ただし、各国語で表記法は違いますし、「ローマ字」と読んでいるのは日本と韓国だけです。 ローマ字で日本語を(その他の言語も)正しく表記するのは不可能に近いです。逆に日本語で他言語の発音を正しく表記することもできません。 リュウをryuと書くのは、あくまでも形式であって、日本語として正しく発音されることは期待できません。なぜなら、アルファベットを使う国でも発音は全く違うからです。 jyudou:柔道というローマ字の場合 英語話者なら「ジュドオ」ぐらいの発音になると思いますが、フランス語やイタリア語などは「J」を「Y:ヤ行」で発音しますので、「ゆーーどゅう」ぐらいな感じになってしまいます。柔道ぐらい有名な日本語なら十分通じますが、名前となるとほとんど正しく発音してもらうことは不可能です。 どの国のローマナイゼイションも「この国の言葉をアルファベットで転記するときはこういう規則で変換する」というもので、正しく発音してもらうことに重点は置かれていません。 そもそも不可能なのです どうして不可能化というと、 たとえば、日本では、キリストを、イエス・キリストと呼びますが、英語ではジーザス・クライストと発音します。どちらもスペルはJesus Christです。フランス語だと「ジュジュ・クリ(stは発音できない)」になるそうです。日本にキリスト教が伝わったのは、フランス語などと同じラテン語(ローマ字のローマが使った言語)であるポルトガル語だったので、イエス・キリストなのです。 また音楽家のショパン:Chopin は英語の発音だと「チョピン」 サラダで有名なジュリアス・ シーザー:Julius Caesarは本来のローマ読み(ラテン読み)では「ユリウス・カエサル」というのが近い発音になります。 漢字を中国や韓国で日本語と発音が異なるように、同じスペルでも各国語で発音が違います。ですので、ローマ字で書いても、日本語のとおりに発音してくれる国は日本だけなのです(笑)
お礼
お返事ありがとうございますm(_ _)m
- 佐藤 志緒(@g4330)
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ローマ字は日本が作り日本でしか使われていません。 中国ではピンインと言います 不・・・hu (ローマ字) 不・・・bu (ピンイン)
お礼
ありがとうございますm(_ _)m
お礼
お返事ありがとうございます。 つまり元々あった英語の発音と文字を参考に50音に合わせて作ったのがローマ字なんですね。