- ベストアンサー
制限酵素マップ、マルチクローニングサイトについて
- 制限酵素マップとはDNAの中で制限酵素が特定の配列を検出し、切断する位置を示したマップのことです。
- マルチクローニングサイトとは、異なる制限酵素の切断部位が配置されたDNAの領域であり、異なるDNA断片を挿入するための便利な方法です。
- pGEXベクターは、遺伝子をクローニングするためのDNA分子です。oriは複製起点を指し、pGEX-6P-3は特定のpGEXベクターの名前を表します。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
初めてベクターワークをやるなら教えてくれる人に色々聞いてみるのが一番いいと思いますけどね。まあ、この辺の遺伝子工学は複雑といえば複雑なので、細かいところは私も含めてわかってない(というか違いがわからない)人も多とおもいますし、それでも「使う」だけならたいして問題ないといえばあそれまでなんですが、、、、、一応基本は押さえておかないといけませんね。 基本的には、真核生物での発現用か、それ以外(大腸菌など)でのたんぱくなどの生成用か、あるいはTベクターのような一時使用のどれかがほとんどでしょう。pGEXはGST結合タンパクを大腸菌で作るためのベクターで、真核生物に入れても何も起こりません。つまり、大腸菌でベクターを増やすために必要な部分と、目的のたんぱく質をIPTGなどの誘導で発現させるための転写開始点があるはずです。あとは、耐性マーカーとしてAmprやkanrがあるはずですが。 マルチクローニングサイトってなにかわかっていますか?要は、目的のたんぱく質を発現するために制限酵素で両端を切っていれるわけですが、その制限酵素をある程度並べて配置した場所のことです。そこにある制限酵素サイトはベクターのほかの場所にはないので、それで切って入れることができるようになっているのですね。 pGEXのあとの文字は種類です。少しMCSにある制限酵素が違ったり、GSTがN末かC末かちがったり、当然GSTを後ろ(C末)につけるなら読み枠がそろっている必要があるのではじめから3つずらして売っていたり、耐性マーカーが違ったりとかまあベクターマップを見ればわかると思います。
その他の回答 (1)
- negigi
- ベストアンサー率60% (86/142)
単語でGoogle検索すれば、わかると思いますが・・・。N末にGSTをフュージョンしたタンパクを大量合成したいのでしょう?そう考えれば、どこにマルチクローニングサイト(MCS)が存在するか、見当がつきませんか?あと、LacIやPtacがどういうものかも。 上のpGEX-6P-3などは、MCSの配列がちょっとずつ違うもので(MCS以外の配列は同じ)、あなたの手持ちがどのpGEXなのか知っていないと、目的のクローニングはできませんよ。
お礼
勉強不足ですね。。。すみませんでした。
お礼
ご丁寧にありがとうございました。初心者のため、なかなか理解できずに、ネットでいろいろ検索してようやくわかってきました。