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制限酵素処理でのバンドサイズ
原生生物の一種の遺伝子断片をPCRで増幅、クローニングしプラスミド回収、制限酵素処理をしました。 そこで制限酵素処理の際に得られるであろうバンドサイズについて質問があります。 p-GEM TEasy-Vector(3015bp)とインサートDNA(約1200bp)を含むプラスミドを制限酵素PVUIIによって切断すると二本バンドが得られました。 そのサイズは、約2400bpと約1800bpだったのですが、この結果でプラスミド回収は成功しているといえるのでしょうか? 単純にもとのベクターとインサートのbpを足すと約4215bpで、実際のサイズも約4200bpだったので成功したと考えているのですが…。 恐らく無知な質問をしているものと思いますがよろしくお願い致します。
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- owata-www
- ベストアンサー率33% (645/1954)
簡単な話、ベクター+インサートの配列にPVUIIの切断サイトが2つあって、それらが2400bp離れていればOKです ただ、一部でいいのでシークエンスかけた方がよろしいかと
- teru-arai
- ベストアンサー率74% (40/54)
PvuII ? なぜマルチクローニングサイトにない酵素で切ったのですか? 普通はマルチクローニングサイトにある酵素で切ります、すると1.2kbpのフラグメントが見えます。1.2kbpの中で切る酵素も選んで、何種類かの酵素で(全部一緒にという意味ではなく)切るともう少し確からしくなります。 別に、MCSの酵素で切らなくとも良いですが、そのときは付録のpGEMTeasyの制限酵素サイトを見て、自分で計算してください。1.2kbpのインサートがMCSに入っているときに2400bpと1800bpのフラグメントが出てくるかどうかはわかるでしょう(もし無ければ、全塩基配列は公開されてますから(ストラタジーン社のHP参照)、それから制限酵素サイトを求めることができます)。その計算と合っていればとりあえずは取れていると思います。 ただ、長さだけだと偽物の時もありますので、簡単で良いですからシークエンスをすることはお勧めします。
お礼
調べて計算が合っていたので大丈夫そうです。 ありがとうございました。