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PCR断片をインサートとするクローニング
以前にも何度かこちらで質問させていただいているのですが、PCR断片に制限酵素サイトをくっつけたものをインサートとしてクローニングを行おうとしているのですが、プライマー設計の際に、何塩基ほど余分な塩基をつけたしていらっしゃるのでしょうか? 自分はこれだけ付加してうまくいっているという方、どうぞ教えてください。 乱文につき意味を図りかねましたらばんばん補足要求してください。 よろしくお願いいたします。
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酵素によって、DNA末端の認識部位を安定して認識させるのに必要な塩基数は違うのですが、たいていは最低2塩基余分にあれば十分です。ものによっては、5から7塩基くらい必要なものもあります。 NEBのカタログのAppendixにそれに関する情報がでています。たとえば、EcoRI、BamHIなんかは、1塩基あれば、ほぼ100%の効率で消化、HindIIIだと、1塩基では0%、2から3塩基で90%だそうです(注意書きとして、これは制限酵素でクローニングサイトを切って作った末端で調べていて、一本鎖の突出末端部分は考えに入れていない、しかしこれが認識効率に影響がないかどうかはわからないので、PCRプライマーを切断するときは、さらにプラス4塩基(突出末端分)余分にデザインすることを勧める、なんてことも書いてありますが)。。
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- meineko
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回答No.2
わたしは、1塩基余分につけてということが多いのですが、これで、うまく切れない様に思われたときは、いったん、TAクローニングしてから、制限酵素で切る様にしています。
質問者
お礼
TAクローニングを介しておこなったところうそみたいにうまくいきました。ありがとうございました。
お礼
詳しい説明ありがとうございました。TAクローニングをおこなったところ、簡単に導入・切断できました。